年収300万円の20代が無理な支払いをせずに新築戸建てを購入する方法



20代前半で年収が300万円しかない方が、住宅を購入することは可能なのでしょうか?私は可能だと思っております。

20代前半の方で住宅を欲しがる理由としては、結婚して子供ができた時に・・・

「子供ができて今の賃貸は狭いな・・」

「子供の泣き声等で周りに迷惑をかけたくない」

など結婚して子供ができるとマイホームを検討する方がほとんどだと思います。

しかしそんな20代前半が住宅購入をする際に立ちはだかる問題は年収の低さにあります。

最近のサラリーマン平均年収が408万円ですが、マイナビエージェントで20代前半の平均年収を調べてみると293万円平均年収みたいです。

マイナビエージェント平均年収

当然20代後半になれば350万円ぐらいまで平均年収が上がってきますが、今回の記事では低所得者の20代が安心して住宅を購入するために、年収300万円でも無理せずに新築戸建を購入する方法を住宅営業マン・ファイナンシャルプランナーでもある秋がお伝えしたいと思います。

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年収300万円で新築戸建を購入するために必要な頭金は?


新築戸建を購入する時には権利移転や火災保険・銀行にかかり保証料や手数料などの諸経費がかかります。頭金は多ければ多いほどに越したことはないのですが、最低でも100万円は持ってて欲しいのが本音です。

どうしても新築戸建の諸経費は100万円ぐらいは掛かってしまうからです。

ただ自己資金が無いという方は、銀行の保証料を支払わない代わりに金利上乗せタイプにしたり、火災保険が10年一括払いを1年払いに変更すれば、諸経費を60万程度に抑えることができます。

しかし諸経費をローンで借り入れするっていうのだけはNGです。

年収が高ければ、諸経費分も住宅ローンと一緒に借り入れすればOKですが、年収300万円の人は諸経分も借り入れした場合は、物件に対しての借りられる金額が減ってしまいます。

更に諸経費を借りるとプロパーローンという扱いになることで、優遇金利があまり貰え無いことから、金利が高くなり月々の返済額の負担も増えます。

今回のタイトルでは無理せずに年収300万円でも住宅を購入する方法なので、最低でも頭金で諸経費を払うローンの組み方をすべきです。

具体的な諸経費についてはこちらでご紹介しております。

建売住宅の諸費用っていくら?引っ越し時に諸費用以外に必要なお金とは?
住宅購入で頭を悩ませるのが、販売価格もそうですが、それ以外にかかる諸経費が手持ちの自己資金より高くなってしまう事ではないでしょうか?...

この記事では3000万円のローンを組んだ場合のケースで諸経費が60万円~80万円が言っておりますが、今回は3000万円も借り入れしないので、60万円ぐらいの諸経費は最低でも必要になってきます。

仲介会社は絶対に利用するな!売主から直買いすべし!


年収300万円の人は、仲介会社を利用して仲介手数料を支払ってしまうのは絶対に避けたいところ!

諸経費も最低60万円では収まりません。仲介手数料を支払うぐらいであれば引っ越し代に充てるか、頭金を増やして物件に充当しなければいけません。

とにかく年収300万円の人は、年収が高い人に比べて1円も無駄にできないのです。それだけ年収300万円で無理しないで住宅を購入することは本当に難しいのです。

仲介手数料はいくら払うかについてはこちらの記事で紹介しております。

不動産仲介手数料の相場っていくら?仲介手数料の計算方法と注意点を話してみた。
不動産購入の諸経費の半分を占める仲介手数料。皆さんも仲介手数料という言葉だけは聞いたことがあると思います。仲介手数料とは文字...

でも売主業者を見つけるのが難しいと思います。そこでこの記事には売主業者を簡単に見つける方法をご紹介しております。

本当は教えたくない仲介手数料の無料物件を見つける2つの方法【売主物件】
住宅を購入されるほとんどの方が仲介手数料をお支払しておりますが、この仲介手数料が結構高いんですよね。4,000万円の物件を購...

年収300万円の人が購入すべき物件価格とは!?


年収300万円の人の場合は、まず年収からいくらまで借りられるかという計算から物件価格を算出してはいけません!

無理しない月々の返済額から算出していかなければ、今後支払いができずに銀行から抵当権行使でせっかく購入した住宅が競売されてしまいます。

仮に年収から借り入れ金額を算出してしまうと、フラット35を使えば2,610万円(平成29年2月の金利で算出)まで借り入れできますが、月々の返済額は約75,000円になってしまいます。

年収300万円の実際の手取りは、恐らく250万円~260万円です。260万円の手取りだった場合は月々約21.7万円です。

月々の支払額75,000円を月々の給料で割ると、住宅ローンの支払いが月々の給料に対して約35%もあります。



これは絶対にアウトです。



年収300万円の人は、月々のローンの返済額を25%以下にするべきだと筆者は思います!

実際にはこれに毎年固定資産税がかかってきますので、返済額を25%にしても、実際は30%近く支払っていることになります。

給料の3分の1がローンに消えて、残り14万円で夫婦で生活!?(笑)



俺のおこずかいより



少ないわ!



月々のローンの支払いが給料の25%に収まる金額というと、約54,500円までのローンであれば収まります。

具体的に借り入れする金額は、フラット35の場合は1,800万円~1,900万円と、信用金庫の変動金利で借り入れする場合は2,100万円まで借り入れすれば返済比率が25%で済みます。

まとめると、1,900万円~2,100万円代の新築戸建を購入すれば無理しない住宅購入をすることができます。

ただこれから年収がうなぎ上りに上がるんだって方は、無理してでも希望条件に近い2600万円の物件を購入しても良いとは思います。

2000万円の新築戸建って本当に見つかるの?

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結論から言うと建売で2,000万円以下の物件はあります。ただし東京や埼玉の南部など私の営業しているエリアでは新築戸建は売っておりません。よって中古物件を探すことになります。

ただ関東でいうと、埼玉の大宮より北側や、茨城県などの駅徒歩30分ぐらいの物件であれば、土地が30坪ついて2階建ての物件が1,700万円とかで売っているケースがあります。

更に以下の記事で建売を安く買う方法を記載しております。

新築戸建の最終1棟を購入するメリットについて【建売住宅】
よく広告や近くの分譲地で残り最終1棟と宣伝している建売住宅があると思います。そしてその建売住宅は決まって値下げをして安くなっておりま...

この記事ではいわいる売れ残り物件を早く売りたい売主が値段をとにかく下げて売る事をバッタ売りといいます。

バッタ売りは年収300万円の人が安く、良い家を手にする方法の1つです。

もし年収300万円台の人で注文住宅を検討しており、土地を探している方はこちらの記事がオススメです。

安い土地探しのコツとポイントを解りやすく現役建売デベロッパーがまとめてみた。
建売住宅で少しでも安くて広い建物に住みたいと考えている人、もしくは注文住宅で建物にこだわりたいけど、価格を少しでも抑えたい方! ...


住宅購入後に絶対に利用してほしい優遇措置とは!


住宅購入したあなたが絶対に利用してほしい制度があります。この税制措置を利用して毎年かかる固定資産税や住宅ローンの返済額の負担を抑えることができます。

住まい給付金


住まい給付金は年収が510万円以下の方であれば、住宅購入後から1年3カ月以内に住まい給付金を申請すれば、年収に応じて最大30万円を貰うことができます。

年収300万円の方であれば、30万円をもらうことが可能です。30万円あれば引っ越し費用と代物家電の一部の費用に充てることができるのではないでしょうか?

引っ越し祝い金がもらえるこの制度ぜひ活用していただきたいです。

申請方法はこちらに記載しております。

住まい給付金の申請はいつまで?窓口で申請する方法と注意点とは?【新築】
住まい給付金の制度が始まって早いもので2年半が経とうとしております。すっかり住まい給付という言葉は世間に定着したのでは無いでしょ...


住宅ローン控除


これが月々のローンの返済額を抑えるうえで最も重要な優遇措置になります。住宅ローン控除は、住宅ローンの借入額の1%の所得税と住民税を還付してもらえる制度になります。

要は税金で支払っていた所得税と住民税が確定申告を行う事で、ローンの1%の金額が戻ってくるんですよね。

この1%はバカにできません。

仮に2,000万円の借入れをしていた場合は、年間20万円の還付を受けることができます。

間違っても・・・



このお金で贅沢をしようと考えないでください(笑)

具体的にはこのお金の支払いの流れとしては

固定資産税が土地と建物を合わせて毎年10万円ほどかかるので、住宅ローン控除で支払います。

残りの10万円を年間のローンの月々の支払いに足すと、毎月8,330円分安く抑えることができます。

54,500円-8330円=46,170円 

上記の月々の手取り約21.7万円からのローンの返済負担率は21%まで抑えることができました。

これであれば毎月貯蓄するぐらいの余裕は出てくるのではないのでしょうか?

貯蓄したお金を繰り上げ返済に使うのもよし!子供の教育費で貯金するのも良しです。

住宅ローン控除は本当に大事な制度になりますので、こちらの記事で絶対に勉強してほしいです。

住宅ローン控除(減税)は所得税だけじゃなく、住民税も取り戻せるって話
住宅を購入するメリットの一つとして住宅ローン控除というものがあります。住宅を購入する方を増やして、不動産流通を活発にさせるために住宅...

まとめ

無理せずに年収300万円で住宅を購入することは、一見難しいかと思いますが、自分の絶対に譲れないポイント以外を妥協できれば購入することは可能なのです。

そして住宅購入を早めることで、子供の教育費が一番かかる時にはローンの完済早く終わっているっていうメリットだってあるのです。

これが年収が400万円以上になったら購入するだと、確かに希望条件がかなう物件を購入することはできますが、一番お金がかかる時期に、住宅ローンの支払いも重なり家計が苦しくなるってデメリットだってあるのです。

年収が低いからといって、住宅購入を諦めるのではなく、月々の支払から逆算して購入すれば無理しないローンの組み方だってできるのです。

是非この記事を読んで20代前半の方が住宅を購入しようと思っていただければ嬉しいです。

この記事が役に立ったと思った方はコメントかハテブなど頂けると非常に喜びます。









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