建売用地を購入するときに、毎度毎度電柱移設を行っている秋です。あなたが購入しようとしている不動産の目の前に電柱はありますか?電柱あるよって方はぜひ見ていただきたい記事です。
電柱が目の前にあると邪魔だし、家の景観が損なわれますよね?隣地との土地の境界線上に電柱が有るのであればマシなのですが、車庫の前に電柱がある場合は最悪です。これはなんとしても移設しなければなりません。
こんな状態・・・
電柱は私たちの生活上必要不可欠なものなので、すぐに撤去することは難しいです。撤去するとしても他の電柱を太くしなければならない等の事情が出てくるため、近隣の方々への承諾が必要です。そして近隣の方の承諾が必要になった場合はその移設や撤去は難しいと考えるべき。
今回の記事では電柱の移設時の注意点もまとめていきたいと思いますので、電柱移設を考えている方はぜひ参考にしていただければ嬉しいですね。
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目次
これだけは押さえろ!電柱移設は近隣の方の承諾は得られるものではない。

電柱移設って非常にめんどくさい問題でございまして、電柱を自分の敷地の目の前に持ってこられて嫌がらない方ってまずいないんですよ。
なんでって?
邪魔なだけだから
電柱は誰にとっても邪魔なだけなんですね。
私も電柱移設をする際に、近隣の方の敷地の目の前に移設って話を毎回させて頂きますが、まず断られます。(笑)
電柱を移設する時はこれだけは覚えといてください。
「自分の土地境界線までが電柱移設ができるエリア」
です。
最近では隣地の方以外にも道路の対面の方の許可まで得ないといけないらしいので、ここがめんどくさい話なのですが、道路向かいの車庫の位置も考慮して電柱移設をするのがポイント!
敷地内にある電柱を公道に移設するのは難しい。
敷地内に電柱があって、家を建てるときに邪魔だと考えたあなたが、電柱を目の前の道路に移設しようと考えるはずです。実はそれも難しいってご存知ですか?何でと考えたあなたは2つのポイントをお伝えします。
最近の市や区などは電柱設置を許可しなくなってきている。
最初にあげた前提事項で、電柱は誰にとっても邪魔なものであるというお話をさせて頂きました。これは役所等も例外ではありません。電柱を仮に前面道路(公道)に移設をした場合に、対面の人に役所が文句を言われる可能性があります。これを避ける為には、移設の段階で役所が許可しないことだってあるのです。
移設によって周りの電柱と電線の接続が困難になる場合はNG

上記の図を見ると、周り電柱も隣地の敷地内に電柱が有ります。周りの電柱が敷地内にある場合は、電線接続の影響上、公道側に移設することができないケースが多いです。私たち建売業者はそんな物件を購入はしません。
もしあなたが注文建築をする敷地内に電柱が有る土地であるとします。周りの電柱が近隣の方の敷地内に電柱があることを確認したら、電柱を敷地外に移設できないと思っておきましょう。

関西電力に公道から所有地(私道)に移設することで相談しましたが、全般的な記事はなるほどで参考になりました。結果は記事どおりでした。