1日で家を建つ!?3Dプリンター実装されれば住宅業界、建築業界がまずいって話



今日の見たニュースが衝撃的過ぎて、時代の流れを感じている秋です。まあ予想はしていたけど、とうとう3Dプリンターで家を建てる時代がやってきたと。

しかもたったの1日で家ができちゃうんですよ!!しかも激安の上にコンクリート造で建築しているらしいです。

ロシアのエンジニアリング会社「Apis Cor」は、ロシアの大手デベロッパー「PIKグループ」との提携のもと、モスクワ郊外の街スタピノで、専用3Dプリンターを用い、38平方メートルの家屋を建築した。

壁や仕切り、外構は、丸一日かけて3Dプリンターで“出力”。

さらに屋根や窓、断熱材などの取り付け、総工事費は10,134ドル(約115.5万円)となった。

出典:http://techable.jp/archives/54431

住宅業界としている私から言わせてもらうと、この3D住宅が本格的に日本に登場した場合は私たちの仕事・建築業界の仕事が半分になるかもしれないと直感しました。

私が一番驚いたのが3Dプリンターは高さが最大3.1m、長さが8.5mの小型クレーン車ような形状をしており、一般の解体工事などで使われる重機同様にトラックで運搬することができる。つまりトラックで現場まで運べるという事は、現場で3Dプリンターで材料を印刷して



現場で建築することができる!!

こと。

この2つの点以外にも驚く事は隠せませんが、3Dプリンターで住宅を建築するようになった場合の私たちの業界の未来を予想してみるとする。

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圧倒的な安さで住宅取引の手数料が深刻な状況に・・・



私が懸念しているのは、建築コストが圧倒的に下がることで仲介手数料の激減を心配しております。

建売が1坪あたりを建築する際の原価が大体30万~40万ぐらいで建てている建売業者が多いです。あくまでも原価ですが、最近大工のコストが上がってきているため原価が上昇している傾向にあります。

しかしこの3Dプリンター住宅は38㎡の住宅を建築するのにあたってたったの115.5万円しかかかっておりません。坪単価に換算すると38㎡は11.49坪になります。

そこから計算すると坪単価たったの約10万円です!

3Dプリンターを使用することで、現在のコストの約3分の1~4分の1に抑えることができます。よって3Dプリンターが実装された場合の仲介手数料はこうです。

仮に3,000の土地に30坪の建物を建築したとします。ここでは原価で建物を計算しますが、坪40万円で建てた場合は1,200万円なので、合計で4,200万円になります。対して3Dプリンターで建築すると建築費はたったの300万円です。合計で3,300万円

仲介手数料の計算で4,200万円の場合は132万円×税に対して、3Dプリンターの場合は105万円×税と約30万円の手数料が減ることになります。

たったの30万円じゃんと思った方・・・これはあくまでも都内の話です。問題は地方の不動産屋!

地方の土地で上記で上げた3,000万円で売っている土地なんてほとんどありません。住宅用地であれば1,000万円ぐらいの土地が良い所でしょうね。土地が1000万円だった場合の3Dプリンターの手数料計算は悲惨すぎます。

1,000万+建築費300万円×3%+6万円=45万円×税にしかならない・・・

これでは住宅取引の仕事に対して割に合いません。消費者の立場としては3Dプリンターの住宅は画期的だと思います。私も3Dプリンターの住宅でもいいと思っております。しかし、販売価格のパーセンゲージで働いている不動産屋からしてみると、建築価格が大幅にコストカットされることは収入の大幅な現状に繋がるのでこれはこれで困ったものです。

どっかのブログでまだ東京で消耗しているのというブログが有りますが、不動産屋は東京付近で消耗しないと手数料の関係上、生き残れないのです。ますます地方の不動産屋は淘汰されていくでしょうね。


1日で住宅ができてしまうため、大工・現場監督の仕事が減ると予想

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大工さんは木造の家をいつも一生懸命立てて頂き、1棟の家を仕上げるまでに約40日~50日ほどかかるそう。☚大工さんから聞いた話です。しかし3Dプリンターではそうはいきません。

3Dプリンターで建築するとたったの1日で住宅ができてしまうので、極端な話印刷された家のパーツを組み立てる人とライフラインの水道屋・ガス屋・電気屋がいれば建物が完成してしまうのです。

恐らくそこには大工さんではなくプリンターの出力を確認する方だったり、現場監督よりも3Dプリンター住宅の設計図を描く設計士さんの活躍が期待されると思います。

あくまでも勝手な予想ですが、大工さんの需要は減ってしまう事は間違えなさそうです。


まとめ

3Dプリンターで住宅が作れるニュースについてはいかがだったでしょうか?正直このニュースを見て自分の仕事もいつか無くなるのではと危惧してしまいました。

住宅業界・建築業界は今しばらくはオリンピックの等の影響で盛り上がっておりますが、オリンピック後は冷え込みそうです。なぜなら2019年には総世帯数の需要と供給数の逆転や、2020年のオリンピック後のマンション下落問題等が有るからです。

IT技術が進めば今働いているほとんどの職種が乗っ取られてしまいますが、自分自身ITを利用しながら活躍できるように自己ブランデングをしていく必要を感じました。

この記事が役に立った方は、コメントやハテブなどを頂ければ非常にうれしいです。



最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。



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