熊本地震で倒壊しないツーバイフォー【2×4】住宅のメリット・デメリット9選


地震に強い家を購入したいのであれば、家の構造を気にする必要があります。

とにかく地震に強い家を最重視するのであれば、建売住宅でおおい在来工法よりもツーバイフォー【2×4工法】オススメします。

ツーバイフォー住宅の由来は?

2×4とは2インチ×4インチのことで、1インチが約2.56㎝です。ツーバイフォーとは横5.1㎝の縦11.2㎝の木材を組み合わせて壁を作り、家を箱状にして作り上げるアメリカ発の工法です。


ツーバイフォー住宅は注文住宅のみではありません。建売住宅でもツーバイフォーを採用している大手企業は東栄住宅(飯田グループ)が有名です。

ツーバイフォーのメリットは地震に強く、防火性も高く、気密性が高い、品質が常に一定の4つのメリットがありますが、同時に「間取りの制限」「雨に弱い」「リフォームできない」「結露しやすい」「これ以上進化することのない工法」の5つ欠点があります。

今回の記事ではツーバイフォーと在来工法を比較している方向けに、ツーバイフォー住宅のメリット・デメリットをデータに基づいてお伝えしたいと思います。

住宅営業マン秋
アルセット一級建築士事務所によると、ツーバイフォーは年間10万棟建築されているようです。ツーバイフォーで建築できる会社が少ないので、ハウスメーカーを選ぶ時に注意してください。

ツーバイフォー住宅住宅の3つのメリット

耐震性が強い。耐震性は通常の在来工法の1.25倍に相当する。

 

ツーバイフォーの1番のメリットとしては圧倒的な耐震性になります。

どれくらい耐震性があるというと、在来工法の約1.25倍の耐震性を誇るといわれております。

この1.25倍というのがポイントで、国が定めている耐震等級2相当に相当し、耐震等級2は、耐震性に関して学校や病院と同じ設計してるのと同じなのです!!

災害時に避難所によく指定されている学校と同じ設計・・・ってすげーなっておもいません?

耐震等級が1である在来工法は100年に1度起きる地震に対して倒壊しないレベルの設計と言われております。

つまり半壊はする可能性が高いという事、しかし耐震等級2のツーバイフォー住宅は100年に一度の地震が来ても軽度の損傷レベルで済んでおります。(地盤が地割れしたら別)


恐らくツーバイフォー住宅の耐震性のすごさにまだ疑惑を持っている人が多いと思うので、下記にて過去の地震被害のデータをもとにご紹介させていただきます。

 

過去の地震データから見たツーバイフォーの耐震性

 

ツーバイフォーの耐震性は大地震が起きた時に、どれだけ耐えられたかを確認させていただきます。

まずは阪神淡路大震災(平成7年6月1日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。
阪神淡路大震災(平成7年6月1日)

注)半壊の2棟は、いずれも地盤の移動や液状化により、 ある程度建物が傾斜したため「半壊」と判断されたもの。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

今から20年以上前の阪神淡路大震災の統計ですが、約9,000もある中で全壊した住宅は0件という驚異の数字を誇っております。

地盤の影響により住宅が半壊・一部損傷したケースが約280件ありますが、全体の数字を見てもわずか3%弱の結果です。

阪神淡路大震災を受けて、2000年には現在の耐震基準になる新耐震法が定められました。

当時の在来工法は筋交いなどの耐震対策をしていない建物ばかりだったので、犠牲者のうちの5000人は倒壊した建物による圧死より死亡したそうです。

少なくとも当時の在来工法は、地震により5,000棟は倒壊しているでしょう。

次は東日本大震災(平成23年3月11日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。


東日本大震災(平成23年3月11日)

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

 

東日本大震災は私の住んでいる地域も震度5以上あり、地震が起きた時にはクラシックギターの練習をしておりました。

部屋のエレキギターが倒れた時・・・

はぁやべー!!

慌てて慌ててテレビを付けた記憶が今でも鮮明の覚えております。

上記の統計を見ると、津波被害で650世帯も被害があっていることがわかりますが、地震による全壊と半壊を合わせてはわずか76件です。

全体が約20,700件を調査結果にしているため、僅か0.4%の損害で済みました。しかもそのうち9割以上は地割れによる影響です。

ツーバイフォーの構造による倒壊はほぼ0%と良いでしょうね。

最後に昨年起きた熊本地震(平成27年4月14日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。

 
熊本地震(平成27年4月14日)

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

 

熊本大震災の特徴として震度6.5以上の地震が起きた直後に、更に大きい地震7の地震が起きたという点です。

この特徴は気象庁でも初めての例だとか・・・

1度目の地震は多くの建物が耐えられたそうです。しかし2度目の地震は耐えきれず全壊した建物が約1200棟以上あります。にも拘わらずツーバイフォーの統計を見てみると!!

倒壊件数0件!!

驚くことに半壊件数も0件なんです。一部損壊をみても全体のわずか3%ほどしかありません。

3つの事例を合わせて全壊した建物がわずか7件しかないことからツーバイフォーの耐震性は本当にすごいことがわかります。

 

ツーバイフォーは火災にも強い!地震の二次災害になる火災も少ない。

 

ツーバイフォーが地震による被害が少ないのは耐震性だけがすぐれている訳ではありません。

地震被害で一番死者の多い災害ってなんだかご存知ですか?

それは2次災害と呼ばれる。

建物倒壊等による火災です。

例えばあなたが地震直前まで火を使っていたとします。

地震が起きる直前まで、時に地震が起きてしまい他のものに火が燃え移ってしまった・・

火が燃え移り火事が起きてしまいますが、ツーバイフォーは後述紹介する気密性の高さに加え、ファイヤーストップ材を使用することから在来工法よりも防火性が優れているのもメリットの1つです。

ツーバイフォーが家事に強い理由として、火が燃え盛る原因の空気口である壁や床の内側にファイヤーストップ材を設けることで、外からの空気の流れを遮断し、火が燃え上がるのを防ぐ事ができます。

火は空気中の酸素で燃え上がりますので、空気中の酸素が無くなれば燃え上がることはありません。

ツーバイフォー構造は耐震性と耐火性も兼ね備えることで、地震災害で起きる1次災害・2次災害を最小限に食い止める事を可能にしてきたのです。

ちなみに火災保険は在来工法と比べて安くなります。(T構造になるので)

火災保険がいくらかかるかチェックする方はこちら

新築物件の火災保険の相場はいくら?損しないための4つの豆知識とは!


 

ツーバイフォーは気密性が高い。断熱性以外にも遮音性に優れる。

 

ツーバイフォーは在来工法などの柱や筋交いを使用することなく、横5.1㎝の縦11.2㎝の木材を箱状に作るシンプルな構造故、隙間が在来工法よりも少なくなり、気密性が高い住宅です。

気密性が高いということは、室内の空気を外に漏らさないので、冬などのあったかい空気を外に逃がすことはありません。

さらに室内の空気を外に漏らすことがないということは、外からの空気が中に入ってこないということです。

春などの花粉を室内に入れないのはもちろんの事、外の空気から伝わる音も遮音してくれます。(窓からは入ってしまいますが)

逆に言えば外と室内の空気の循環が悪い住宅とも言えます。デメリットに出てくる結露しやすい住宅というのも気密性が高い故であります。どっちを取るかですね。

 

どんな職人でも品質が常に一定水準を保てる。職人によって品質がばらつくことはない。



ツーバイフォーの木材をはじめ釘・建築手順まですべてマニュアル化し、中間検査や完了検査時にチェックしやすい良いに釘にまでカラーリングしているほどの徹底ぶりです。

木材の寸法もすべてJIS規定に基づいているので、木材にバラつきがあるということはありません。

建築手順・建築材料・釘、すべて決められているので、職人さんも手順に従って建築すれば、能力関係なくどんな職人でも一定の品質を保った住宅が建てることができるのがツーバイフォー住宅のメリットです。

一方の在来工法は複雑な構造な故、職人による現場合わせはしょっちゅう行います。材料もツーバイフォーみたいにJIS規定まで行っていないのでどうしても多少のずれが生じてしまう為、職人さんの経験・能力にどうしても左右されがちな住宅なのです。

ここ最近の建築業界は職人さんの人で不足により、経験や能力がまた足りない人でも1人で現場に入っていることもあります。能力がない人に建ててもらった家って嫌ですよね・・・ツーバイフォーは能力がなくてもマニュアル化により一定の品質が保てるってわけです。

 

ツーバイフォーの5つのデメリット

ツーバイフォーは雨に弱い!梅雨の時期に家を建てると材木に水分が含み木材のゆがみ・腐食の原因になる。


 

ツーバイフォーは在来工法とは工法上異なり、1階部分から順番に壁を作り、各階が箱状になったら屋根を最後に設置します。

ツーバイフォー・在来工法の工程の流れ

ツーバイフォーの工程の流れ 2階建ての場合

1.基礎の土台を作り、1階の壁を作る。

2.1階の天井を作り、2階の床を作る。1階完成

3.2階の壁を作る。

4.2階の天井(屋根)をつくる。

やっとここで雨が防げます。

※在来工法の建築工程の流れ 2階建ての場合

1.基礎の土台を作り、2階までの骨組みを組む

2.屋根をつける。

ここまででわずか1日で屋根をつけ終わります。


ツーバイフォーの工程から見ると最後に屋根を設置してますが、建築中に雨が降ってきたらどうなるでしょうか?

骨組みの木材がびしょびしょに濡れますよね。いくらシートをかぶせるといっても雨が絶対に木材に吹き込まないとは限りません。 

雨に濡れてしまった木材が乾く前に外壁工事や内装工事が行われた場合はどうなるでしょうか?

雨が乾いていない木材は腐食する可能性があります。材木が腐食していた場合クロスにも影響が出てくるでしょう。

ツーバイフォーの物件は確かに長持ちしますが、木材が雨に濡れていない場合の話です。

ツーバイフォーはアメリカでよく使われておりますが、アメリカは雨が降らない気候だからツーバイフォーのメリットを最大に生かしきれているのです。

一方日本は世界の中で雨の降る量が上位な国の為、建築中の雨に弱いツーバイフォー工法は日本ではあまり馴染まない工法なのです。

絶対に梅雨の時期に

ツーバイフォーで建築は要注意。

 

気密性が高いことから起こる結露


 

ツーバイフォーのメリットとして、壁全体を箱状にしているため、気密性が高いが挙げられますが、それ故に起こる問題が内部結露です。

何故結露が起きるかというと、室内の温度が気密性が高いゆえに下がらず、一方外の気温は低いため、その温度差によって内部で結露が起きてしまいます。

すなわちツーバイフォーは結露しやすいのです。ペアガラスにしてもですよ。

対策として壁と石膏ボードの間に防湿シートを敷くことが主な対策の1つです。

壁の内側の湿度を防湿シートで極限に抑えれば、結露のほかカビなどの対策にもなります。

恐らくツーバイフォーを取り扱う業者はこの施工を当たり前のようにやりますので、この点はそこまでデメリットではないでしょう。

 

壁全体で支えている為、自由にリフォームができない。


出典:http://www.tairiku-s.co.jp/custom_s/page/19

 

在来工法は主要な柱と筋交いで家を支えているのに対して、ツーバイフォーは壁全体で支えています。

在来工法でリフォーム行う場合は、筋交いの入っている壁(耐力壁)以外を壊して部屋を広くすることは可能です。

しかしツーバイフォーは壁全体で家を支えている為、壁を壊すのは論外!窓を増設するのですらできません。

アメリカ発の工法なので、家が100年でも住めるような構造なので、すぐにリフォームする日本とは合わない工法とも言えます。

2020年にはリフォーム市場が現在の5倍と言われており、古くなる家を長間持ちさせる動きがあります。

リフォームの自由性が奪われるのもツーバイフォーの欠点でしょう。

 

間取りに制限があり、窓は多用できない。


 

ツーバイフォー工法は上記のリフォームに対しても制限が出るように、建築する際の間取りに対しても制限があります。

・壁を箱状に設計するため、変形字型の建物は建築することができない(三角形の家など・・)

・壁に窓用のスペースを必要以上に作ることができない。

ツーバイフォーは四角い箱状でできる建物にはめっぽう強いですが、土地が変形字型だったりする事で三角形の住宅を建てる事はできません。

土地は整形地で広い敷地でなければツーバイフォー住宅はオススメできません。

壁一面に窓を沢山も作って日当たり良好の家を建てたい方もツーバイフォーはオススメできる工法ではありません。

壁の面が広ければ広いほど強度を保つことができますが、窓を壁一面に設けることで壁の面の面積が減り、建物の強度を保つことができないのです。

 


出典:http://daikyohome129.livedoor.biz/archives/50717698.html

 

壁全体がほぼ窓っていうのは難しいでしょうね。一方在来工法の場合は柱さえあれば構造上OKですから、壁一面を窓にしてサンルームを作ることだってできます。

注文住宅で間取りの自由度の高い工法は在来工法に軍配です。

 

ツーバイフォーは完成された工法!これ以上進化する工法では無い


 

ツーバイフォー工法はすでに組み立てる順番が決まっており、更には機械で柱や壁を簡単に製造することができます。

製造された柱や壁を現地で積み木のように組み立てれば家の骨組みは簡単に完成します。

つまりツーバイフォーは職人の腕によって出来具合が左右されず、職人の誰がやっても問題なく組み立てられる完成された工法なのです。

しかし完成された工法ゆえに進化するポイントも無い・・

一方で在来工法は違います。まだまだ進化の可能性を残しています。

在来工法の歴史の最初は大木を太い柱にして、数本の太い柱の組み合わせて家の骨組みを作っておりました。

しかし戦後に太木が取れなくなった為に、細木を大量に使用し、柱と柱の間に筋交いを設けることで大木を使用していた以上の強度にすることに成功しました。

更に柱と筋交いにアンカーボルト(金属)で止めることで、更に強度UPすることに成功したのです。

私もこれからどんどん在来工法のように進化していきます。

 

まとめ

 

ツーバイフォーの4つのメリット・5つのデメリット まとめ

☑ツーバイフォーのメリットは、「地震に強い」「火災に強い」「気密性が高い」「商品が常に一定の品質」という4つのメリットがある。中でも熊本地震で1棟も倒壊しない耐震性は、耐震性で購入を決めている人にとってオススメ

☑ツーバイフォーのデメリットは、「建築中の雨に弱い」「結露が起こる」「リフォームができない」「間取りに制限がある。」「完成された故に進化しない構造的」の5つ


住宅営業マン秋
3つの大災害の結果をまとめてみて思うことは、ツーバイフォーは地震大国である日本は非常にマッチングした構造だと秋は思います。

しかしツーバイフォーは都内の土地が狭い狭小住宅に向かない・リフォームに制限があることからなかなか日本に浸透しない工法であるのも事実なので、狭小住宅に向けての開発をしてほしいものです。

注文住宅でツーバイフォーを検討している方は、上記のメリット・デメリットを踏まえた上でご決断していただければ嬉しいです。


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