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新資格の宅建アソシエイトは必要?不動産業未経験者が取得する3つのメリット

(公財)不動産流通推進センターが、平成30年11月から始まる新資格「宅建アソシエイト」という資格を作り始めました。

宅建マイスターに続き、またも宅建という文字が入った資格を作り始めましたよ・・・・

一瞬このアソシエイトという文字に、Amazonアソシエイトと勘違いして、不動産屋もネットでアフィリエイトをやるのかと時代に乗ってきたのと思いましたよ(笑)

さておきこの「宅建アソシエイト」ですが、私、秋の意見としてはようやくまともな資格がでたなと思いました。

この資格は不動産初心者の方であれば、取っておいて損はないと思います。

むしろこれから不動産屋を始めたい未経験者の方にお勧めしたいものですね。

ちなみに私はご存知の方もいるかもしれませんが、宅建マイスターの事はボロクソに言っております。おかげ様で検索1位になっているくらいです。

今回は宅建アソシエイトのご紹介及び、不動産業界未経験者が宅建アソシエイトを取得する3つのメリットをご紹介させていただきます。

 

宅建アソシエイトとはどんな資格なの?

 

宅建アソシエイトとは簡単に言うと、不動産未経験者及び宅地建物取引士の資格を持っていない人を対象にした、レベルアップの為の資格です。国家資格ではありません。

(1)下記①~④のステップを修了・習得した者に対し(公財)不動産流通推進センター(推進センター)の認定資格として、「宅建アソシエイト」資格を付与する。

① 第1ステップ 初任研修等
全宅連の「不動産キャリアパーソン」、全日の「ステップ・アップ・トレーニング」、推進センターの「不動産基礎研修」等の初任従業者研修課程を受講することによって、不動産業に従事するに当たって必要な基礎的かつ実務的な知識を習得する。

② 第2ステップ 自主学習等
各団体による自主研修、OJT、推進センターの「スコアコンパクト版」等を受講し、実務経験2~3年に相当する実務的な知識を習得する。

③ 第3ステップ 登録講習
宅建業法に基づく「登録講習」を受講することにより、宅建従事者として十分な能力を有するために必要な法的知識等を習得する。

④ 第4ステップ 修了課程
推進センターが実施する修了課程を受講することにより「コンプライアンス」「インスペクション」「瑕疵担保責任保険」等の基礎知識を習得する。

⑤ 認定
上記①~④のステップ修了者を推進センターが「宅建アソシエイト」として認定し、認定証明書を発行する。

(2)「宅建アソシエイト」は、売買仲介において一人でも現地案内ができるような、宅建業従事者として十分な能力を有することを認定するものである。

(3)「宅建アソシエイト」取得者はさらに「宅建士」資格の取得を目指すことが推奨される。

(4)既に宅地建物取引士の資格を有する者が希望する場合には、一定のプロセスを経て「宅建アソシエイト」の資格を取得することも可能とする。

出典:宅建アソシエイトについて

 

一件国家資格ではない為、必要がないと思われがちです。

実際私がカリキュラムを見る限り現場でバリバリ働いている不動産経験者5年以上であれば特に必要はないでしょう。

しかし不動産業界未経験者にとっては別です。

右も左もわからないのに、先輩営業マンや上司に相談する際に的を得た質問ができませんし、更に知識がないことでお客様にも迷惑をかけることになります。

手っ取り早く知識を得るためには良い方法ではないかと思います。

住宅営業マン秋
不動産業界の営業マンは基本忙しいです。残業ばかりのブラック企業ばかりです。それなのにいきなり最低でも100時間以上勉強しないと受からない宅建勉強することすら難しいのが現状なんです。

敷居が高い。しかし今回の宅建アソシエイトは宅建に比べてかなり難易度が低い為、不動産未経験者も勉強しやすいというのがいいところです。

 

受験開始はいつ?いくらかかる?

 

申し込みは、団体からの一括申し込みを想定している。第1回「宅建アソシエイト」の申込受付は、10~11月を予定。認定料は未定だが数千円単位になる予定。有効期間は5年間。

出典:https://www.re-port.net/article/news/0000055338/

 

恐らく宅建と同じ7,000円程度になるのではないかと予想しております。

申込から認定までの時間を調べたところ、半年程度の時間が必要になるとのことです。やはり第2ステップの自主勉強・OJTなどの実務経験2年~3年程度の勉強をする必要があるということで時間がかかるのだと予想されます。

 

なぜ不動産業界未経験者は宅建アソシエイトをとった方がいいの?3つのメリットとは

早く一人で案内できないと歩合がもらえない。不動産の事を知る為に手っ取り早い資格

 

不動産屋の実務的な内容により、1人で案内ができるようにならないと、契約しても歩合が先輩営業社員についたり、また歩合の3割程度しかもらえない会社があります。

私の勤めている会社もそうです。宅建を持っていない及び決済業務ができないということから4割しか歩合をもらうことができませんでした。

早く歩合を満額貰うためには力をつけるしかないです。

特に不動産未経験者は、1人前になるためには契約前の案内及び契約後のローン付け・立ち合い・決済業務など様々な場面で覚えていく必要があります。

これは販売営業マンだけの話で、売却委任についてはもっと業務があります。

手っ取り早く業務のイメージを覚えるのに最適なのです。

 

不動産業界の営業はみんなライバル。知識のない人の教えるほど暇じゃない上、ほとんどみんなやめているので、先輩すらいないかも

 

不動産業界とは別の業界から来た方はたいていの場合、先輩社員が教えてくれると思っておりますが、不動産業界はそんなことはありません

不動産営業マンは売り物が世界に1つだけしかない不動産を取り扱うわけですので、あなたが成長して、自分の取り分が無くなったら困ると思っている方が残念ながら多くおります。

特に不動産仲介業は人の教育で評価されることは基本ありません。

それは役職者の仕事。

平社員が評価されるところは!

数字!!

のみです。

あなたに教えている暇があれば、営業活動をしたいし、家に帰りたいと思うのが本音です。

また、入れ替わりが激しいのが不動産業界です。会社によっては経験者とあなたがほぼ同期入社ということだって想定されます。

1カ月に1人はやめている会社もあるので、先輩社員がいないことだっているのです。

 

宅建アソシエイトには実は、5点免除になる宅建業法に関する登録講習を受けることができるから!!

 

一番のメリットはコレです。

宅建試験の第46問~50問が免除されます。これから未経験者は宅建試験を合格しなければいけません。

宅建試験を少しでも有利にするためには不動産業界に努めている人しか取れない5点免除が取れるのが宅建アソシエイトなのです。

③ 第3ステップ 登録講習
宅建業法に基づく「登録講習」を受講することにより、宅建従事者として十分な能力を有するために必要な法的知識等を習得する。

普通に登録講習を受けようとすると、アットホームや大原に2日缶詰にされてしまいます。

それを宅建アソシエイトを受ければ一緒にとれるところが最大のメリットです。

 

まとめ

 

宅建アソシエイトを取る3つのメリット

☑宅建アソシエイトは不動産未経験者にとって良い資格。先輩社員に教えてもらえる可能性が少ない不動産業界では自分で勉強するための資格が必要。

☑不動産営業マンは基本的に残業ばかりで、宅建ほど難しい資格を勉強している時間がない場合がほとんど、敷居の低い宅建アソシエイトから勉強する方が効率的

☑不動産未経験者が宅建アソシエイトを受ける3つのメリットは、「先輩に教えてもらえる可能性が低い・早く1人で案内ができるようになる・宅建の5点免除」

住宅営業マン秋
宅建アソシエイトの不動産未経験者にとってはいいと思います。ただ宅建士を持っている人にとっては特に必要ないですね。

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