今東京23区の中古マンションに住んでいる方で、マンションを売却して次のところに引っ越しをしようかなと思っている方は2018年中にマンションを売却することを非常におすすめしております。
というのも中古マンションの販売価格の高騰は今年でピークだと思っており、一番高く売れる最後のチャンスだと思っているからです。今回は今年中に所有のマンションを売却したほうがいいとおもう3つの理由をご紹介させていただきます。
目次
東京都23区の土地価格は上昇をしているが、中古マンションの販売推移は落ちている。さらに住宅ローンの審査が厳しくなることからくる成約率低下が販売価格に影響してくる。
今年が東京都の土地相場ピークと言われており、東京カンテイという不動産専門サイトでチェックしても、毎月0.1%~1%程度相場が上昇していることが分かります。
ところが東京以外では違った動きが見えており、最近銀行が新規の住宅ローンの貸し出しを渋り始めてきており、相場が下がると予想しております。現に私も埼玉エリアで販売をしてて、銀行の貸し出しが厳しくなったせいか、周りの新規物件の値段が下がり始めてきております。東京都もその例外ではありません。今年は相場が上がっていても来年度以降は銀行の貸し出しによって相場が下がる可能性は十分あり得ます。
そんな中でも中古マンションの売買は活発だと思っていたのですが、不動産ニュース(住宅新法社)のニュースで中古マンションの成約率が落ちていることが分かりました。
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月12日、2月の首都圏流通動向をまとめた。首都圏の中古マンションの成約件数は3424件で、前年同月比1.1%減。前月に続いて前年同月を下回った。中古戸建ての成約件数は1017件で同13.3%の2ケタ減となり、1月に続いて前年同月を下回った。
出典:住宅新法社
2017年は相場が上がりすぎた戸建てや新築マンションよりも、中古マンションが売れているイメージでしたが、ここにきてマンションの成約率が減少したということは、販売価格のピークになったという1つの指標にすることができます。
購入するお客様が不動産を購入せず、様子を見始めたのかもしれません。
毎年中古マンションの相場は横ばいになってきた。
東京カンテイの調査によると、70平米の中古マンション(3LDK程度)の2011年の平均販売価格が2,900万円台だったのに対して、2015年ごろから毎年200万円程度高騰して、2017年12月現在では3,615万円まで高騰しました。2018年はそこから若干平均販売価格が下がったものの、ここ1年程度は販売価格が急激な下落は考えずらい。
しかしこれ以上中古マンションの相場が高騰するかというとそれは難しいでしょう。
というのも、住宅ローンの貸し出しが厳しくなることによる流動性の低下によって、相場の高騰は見込めないから。
参考:東京カンテイ
中国人投資家による東京オリンピック前に大量に売り出しされる中古マンションの影響で供給加担に・・・よって販売価格を下げないと売れないという現実
いまひそかに懸念されている2020年問題と言われていることですが、簡単に言うと売却益目的で当時安かった東京の中古マンションを購入し、販売価格がピークになる2018年~2019年ごろに一斉に売却をします。するとどうでしょうか・・・
突然大量に売り物件が出るわけですから、需要より供給が大きく上回ることになります。需要より供給数が多ければ、確実に価格競争に巻き込まれますので、販売価格を下げないと売れないという現実に直面します。
詳しくは下記の記事にまとめてます。
2020年問題で都心のマンションが下落する3つの理由をプロが説明する。
マンション査定で今どれくらいで売れるのかを知ることが重要!
今の都心エリアの相場は正直言って異常です。私が不動産屋として働き始めた6年前と比べても1.3倍~1.5倍ぐらいの販売価格で平気で売り出しされているぐらいです。逆に言えば売却するにはあまりないチャンスでもあります。☜2018年5月に辞めました。
今のマンションが手狭で戸建てに引っ越したいや、逆に子供が独立して戸建ては広すぎるから、マンションに引っ越しをしたいと思う方もいるでしょう。
そういう方にこそ、今すぐに売却するのではなくても、今の不動産の価値がいくらになるのかを知ることが大切です。不動産がいくらで売れるかを知ることで、住み替え先の物件が購入できるかどうかを知るのにものすごく役に立ちます。
売り出し価格を決めるのであれば、ネット一括査定がオススメ!
自分のマンションがいくらで売れるのかを知らないと、売却活動を始める事ができません。
近くの不動産屋さんにマンション査定を依頼しても、査定金額が安すぎたり、もしくは高すぎたりして自分のマンションがいくらで売れるのかの基準が全く分からない状態では、せっかく良い所有不動産を持っていて、売り出しに失敗してしまいます。(売り出し価格って、実はその営業マンの感覚で決まったりするんですよ!☜私も1回目の打ち合わせ時は感覚で査定額を出してました。)
そこで全国最大300社から無料で一括査定ができるタウンライフ不動産(売却一括査定)で査定をすることで、多くの不動産屋の査定書から、売伽予定のマンションの売り出し価格の中央値が見えてくるはずです。
タウンライフ不動産を運営しているダーウィンシステム㈱は新宿区の会社で、オープンハウス・中央住宅(ポラスグループ)・住宅情報館(飯田グループ)などの大手売主をはじめ、マンション売却仲介会社では大手仲介会社の大成有楽不動産販売・大京穴吹不動産をはじめとする地元の業者を含めて約300社と提携を結んでおります。
もちろん時間が少しかかっても高く売ってくれるところがあればその業者に販売を任せれば良いですし、逆に住み替えなどで売却のタイムリミットが決まっている場合は、査定金額に対して論理的に裏付けている業者に販売をお任せする事ができます。
査定額は結構変わります。理由は買取から転売を考えて販売している業者もいれば、仲介として販売する最低額を出すかまちまちなところもあるからです。もちろん買取ベースでの話になれば、査定額は低くなりがちですが、あなたの売りたい売却時期に合わせられるのでスケジュール的にはメリットもあります。
ネットで無料の一括査定は、査定金額がわかるだけではなく、不動産会社の得意・不得意もわかったりしますので非常にお勧めです。
まとめ
・2018年が東京の中古マンションの相場高騰のピーク!これからは住宅ローンの貸し出しが厳しく、流動性が低下することからくる販売価格低下が予想される。現に中古マンション成約率が落ちている。
・70平米のマンション相場が2011年は平均販売価格が2,900万円台立ったのに対して、2017年12月は3,615万と600万円以上も相場が上がっている。今が異常な相場なので、中古マンションを売却するチャンス!
・来年以降は、中国人投資家が大量にマンションを売却するため、供給加担となり価格競争になる。その結果、売却する物件も価格競争に巻き込まれ、安い値段でしか売れなくなってしまう。
2018年が不動産バブルの最後の年になるのかなと個人的に予想しており、銀行の貸し出しが現時点でかなり厳しくなっていることから、バブル崩壊に似たような状況になりそうです。
もし中古マンションを売却しようと考えているのでしたら、まずは無料査定をすることをおすすめしておりますので、ぜひ1度査定してみることをおすすめしております。
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