ゴミ置き場が目の前に有る物件を購入する場合は、ゴミ問題のトラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いという事を把握して契約しなければなりません。
すべての物件を購入するときには、必ずゴミ置き場の位置を確認するようにしてください。
特に分譲地の一角にゴミ集積所を作っている場合ではなく、公道上のゴミ集積所の前の物件を購入する場合注意が必要です。
でももしこのゴミ置き場が移設できたら・・・
最高ですよね(笑)
現に私は物件目の前のゴミ置き場を他の位置に移設させたことが何度もあります。
当然近隣の方次第の部分になるので、絶対に成功するとは限りませんが、公道に面している物件のゴミ集積所を移設する方法及びトラブル回避法を私の経験談でお話させていただきます。
目次
原則!不動産会社とのゴミのトラブル回避としては、前提としてゴミ置き場が移設できないものとして購入する事を考える。
ゴミ置き場が目の前にある物件を契約し、引渡しまでに移設をするという約束は基本的に不動産会社は行いません。
なぜなら近隣住民の状況次第でゴミ集積所の移設の可否が決まってしまいます。
仮にゴミ置き場移設する旨を重要事項説明書に記載してほしいといっても100%成功できるものでないと重要事項説明書の文言に記載することはできないのです。
私も引渡しまでにゴミ置き場移設について、買主と近隣住民の間に入って動いておりますが、近隣住民から「売りたいから移設するんでしょう・お宅の都合でしょ」言われてしまうのがオチです。
過去に私はそれで数十回断られております。(結局ごみの分散化で対応しました)
つまりゴミ集積所の移設の可能性を最大限まで高めるためには、不動産会社が動くのではなく、実際に住むあなたが動かなければいけない問題だという事を前提に契約してください。
これから移設するための方法をお伝えします。
ごみ置き場を移設する際に私が使った3つの方法
ゴミ集積所の移設や撤去は近隣住民に相談するのではなく、町会長に相談する。
ゴミ置き場の移設については、近隣の方とお話をするのではなく町会長とお話することをお勧めします。
近隣の方に話をしたところで、自分の家の前にゴミ置き場を持ってくるのは嫌なので話にならないでしょう。
しかし町会長は違います。町会長は町会員から町会費を頂いている手前、協力しないわけにはいきません。
私もゴミ置き場を移設する際はまず町会長のところに行きます。
そして厳密にいえば、公道内の集積所を撤去・移設は近隣住民の承諾ではなく、町会長の記名・押印がないと移設の手続きができないことを知ってください。
1.町会長にゴミ集積所の件を相談する。(具体的に困っていることも伝える。)
*回収日を守らない人がいる。車庫の前にゴミを置く人がいるなど・・・
2清掃局に言って、ゴミの移設を行うための流れを確認する。(近隣住民にゴミ集積所移設を周知するための手紙をもらうようにしましょう。)
3.町会長に清掃局に確認した内容を話す。そして近隣住民との集会を開いてもらうようにお願いする。
4.集会で町会長を介してゴミ置き場の利用状況を近隣住民に話す。移設可能な箇所があればその場所を提案。場所が無ければ、ゴミ集積所の当番制を提案する。
5,集会に来ていない方の為に、清掃局にゴミ集積所の移設のお知らせをポスティングしてもらう。
*ゴミ集積所の移設先が誰にも迷惑のかけない箇所(公園・空き地)等であれば、集会をせずにポスティングのみで構いません。
ここでのポイントはあなたと近隣住民との間を町会長に取り持って貰えるように仕向けることが重要です。
あくまでも集積所を移設したい私たちは町会長が動きやすいように段取りをすることに徹します。(ポスティングなども自分たちでやる。)
現に私がゴミ置き場の移設に成功した時は、すべてこの条件をクリアしております。(過去10回は移設してます。)
町会長に相談するメリットは2つあります。
・ゴミ置き場移設の権限を町会長がもっている。(役所にゴミ置き場の移設の申請することができる。)
・集会で近隣住民を集めて話をすることができる。
ゴミ置き場を移設するうえで、一番重要なのは近隣住民全員にゴミ置き場移設の話をすることです。
これをしないとゴミ置き場を移設した後に、移設の事を知らない住民が、あなたの家の前にゴミを捨てる可能性があります。
また公道上にあるゴミ集積所は、町会長の権限で清掃局に移設の申請を行うのが一般的です。
つまりは町会長の協力が得られないままではどちらにしてもゴミ集積所の移設はできないものだと考えてください。
病院・公共施設・公園などがあればそこに移設するように仕向ける。
もし物件付近に病院などの公共施設があれば移設のチャンスです。
近隣住民だとどうしても自宅の目の前をごみ置き場にするのを嫌がられますから、なかなか話がうまく進みません。
しかし公共施設の場合は別です。公共施設は近隣住民の協力を得ながら行っておりますので、近隣住民である方の移設に関しては断れない傾向があります。
ただし一方的に移設させろ!といっても話になりませんから、場所の提供をお願いする形で進めてみましょう。
その時に覚書などが必要になりますので、それも作る必要があります。作るのはインターネットでググればフォーマットが出てきますので、簡単に作成できます。
ゴミ置き場の移設や撤去ができない場合は、ゴミの分散化やゴミ集積所の当番制を検討する
ゴミ集積所を移設先が見つからなかった場合は、集積所の移設は難しいです。
もし移設が難しいならば、集積所のゴミの分散化か、ゴミ集積所の位置を1年単位で交代する方法も提案が可能です。
今まであったゴミ置き場を移設や撤去するよりも、ゴミ集積所の当番制にしたほうが現実的です。
あなただけ負担するのではなく、みんなで負担して貰う方法を町会長を介して提案すれば、ずっと目の前がゴミ置き場っていうのはなくなります。
ごみ当番をお願いする場合は、必ず町会長を交えて集会という形で進めていけば周知に話を進められます。
ただあなたはゴミ置き場があることを知っていて購入しているので、その点を近隣住民に指摘されることを覚悟の上、提案してください。
まとめ
ゴミ置き場の移設方法の流れをお伝えしましたがいかがだったでしょうか?ゴミはどこでもトラブルになる問題です。
ゴミ集積所が有る物件を購入するときは、「ゴミ置き場は移設は難しい」という前提で購入してください。
そして目の前ゴミ置き場の物件を購入するときは、ゴミ回収日にたまっているゴミの量と回収時間を知る事です。
ゴミの量や回収時間を確認しておくことで、臭いがずっと続くか、近隣住民のゴミ出しのマナーなどを確認することができます。ゴミ出しのルールが守れていない物件はかなり多いです。
ゴミの量が多すぎて、ゴミ置き場目の前の物件を購入して後悔しないように、事前にゴミ集積所の利用状況を確認しましょうね。
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