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新築の仲介手数料の相場っていくら?計算方法とたった1つの注意点

不動産購入の諸経費の半分を占める仲介手数料。

皆さんも仲介手数料という言葉だけは聞いたことがあると思います。

仲介手数料とは文字通り、買主であるあなたと、売主である方とをの仲介人として業務の遂行をすることにより、売主・買主から報酬を頂き生計に当てています。

三〇のリハウスなどを中心とした不動産業者の約8割がこの仲介手数料を頂くことで経営しているのが現状です。

あなたがマイホームを購入する時にお願いする不動産屋は、ほとんどが仲介会社といっても過言ではないでしょう。

ではこの仲介手数料は一体いくら支払わなければならないのか?払うタイミングはなどの疑問や、仲介手数料に対しての注意点も住宅営業マンが語らせていただきます。

 

仲介手数料はどのときに支払するの?

 

仲介手数料を不動産会社があなたに請求するときは、売主と買主の間に入り、不動産売買契約を成立させた場合は仲介手数料を不動産会社にお支払します。

不動産取引はとは通常の買い物と違い、金額も大きい上に一生の内にそう何度もありません。

素人同士の売買契約でトラブルになりかねないので、不動産会社に安心料として仲介手数料をお支払しているわけです。

買主からしてみれば、希望の物件情報を紹介してもらい、売主からしてみれば売却したい物件のお客様を見つけてくれる不動産営業マンに仲介手数料を支払うのは当然だと考えられております。

仲介手数料を払わないケースの場合です。

売主が業者であって、直接取引ができれば仲介手数料をわざわざ支払う必要はありません。

直接取引について知りたければ下の記事をお読みください。

 

仲介手数料は高い!その計算方法は?

tax

 

仲介手数料とは国土交通省に定められた金額上限に、報酬を受け取ってはいけないという事で宅建業法上定められております。

それ以上の報酬を受け取る・もしくは請求したとした場合は業務停止かもしくは免許取り消しになります。

国土交通省ではあくまでも仲介手数料の上限を決めているだけなので、不動産屋との交渉次第ではそれ以下の手数料でも構わないってことですね。

では以下が定められている報酬額です。

・1円~200万円の部分は売買代金(税抜)の5%×税

・200万円~400万円の部分は売買代金(税抜)の4%×税

・400万円以上の部分は売買代金(税抜)の3%×税

 

以上の金額に定められております。ここで計算式の例をあげるために1,000万円の手数料の計算をします。

まず200万円の部分の200万円の計算として、200×5%=10万円

次は200万円から400万円の200万円の部分は、200×4%=8万円

最後に400万円から1,000万円の600万円の部分は 600×3%=18万円

最後に合計した金額に消費税をかけると、(10+8+18)×1.08=38.88万円になります。

これが仲介手数料の基本的な計算式です!!

でもこれいちいち1つずつ計算するのめんどくさいですよね?

次は仲介手数料の速攻で計算する式です。

 

仲介手数料を速攻で計算するなら400万円以上の売買代金の計算は3%+6万円×税が基本

 

仲介手数料を1つ1つ計算する必要は無い計算式は3%+6万円×税(400万円以上)なのです。

この計算式が合っているかは先ほどの1,000万円の仲介手数料で確認してみましょう!

1,000万円の3%は30万円です。(30+6)×1.08=38.88万円

さっきの1つ1つ計算していた答えと全く同じです。これなら簡単に仲介手数料を計算できませんか?

皆さんがよく疑問に思う「なんで6万円!?」の理由は、200万円の5%と200万円から400万円の4%の調整金額になっているからです。

これは本当に不思議なのですが、売買代金が400万円以上であれば6万円ですべての計算ができてしまします。

では400万円以下の売買代金ならどうなのという疑問も生まれますが、400万円以下の場合は

4%+2万円が仲介手数料の速攻で計算する式になります

200万円以下は5%で変わりませんので、まとめると売買代金の200万円から400万円は4%+2万円、400万円以上は3%+6万円と覚えといてください!!

 

賃貸の場合の仲介手数料は?

 

マイホームを購入しようとしているあなたにはあまり関係がないかもしれませんが、賃貸の場合の仲介手数料についてもお話すると、居住用の賃貸の仲介手数料は家賃の1カ月分×税までしか頂けません。

しかも原則、片方かた頂ける金額は家賃の半分×税になっております。

但しこちらは事前に承諾を頂いていれば必ずしもそうなるとは限りません。

但し居住用ではなく商業用として借りていた場合で、礼金(払っても戻ってこないお金)を払う場合は礼金を売買代金の金額として、売買と同じ仲介手数料の計算式になります。

*ここでは詳しく書きません。

マイホームの購入を諦めて、再度賃貸を探す方は参考になるかもしれません。

払い過ぎていない?仲介手数料の注意点とは

 

仲介手数料の計算式の基準になる売買代金ですが、この売買代金は税抜き価格で計算します。

例を挙げてみると。

建物価格2,160万円・土地価格1,000万円の場合

あなたは仲介手数料の基準になる金額をまさか3,160万円だとは思っていませんか?

もしそう思った場方・・・・騙されないでください(笑)

仲介手数料の計算式に使用する売買価格はあくまで税抜きです。

不動産の基礎知識として、土地には税金はかかりません。税金がかかるのは建物だけです。

建物の2,160万円を税抜き価格にすると2,000万円になります。(2,160万円÷税)

すると土地(1,000万)と建物(2,000万)を合わせて3,000万円になります。

3,000から計算すると、仲介手数料は96万円×税=103.68万円になります。

もし税込み価格の3,160万円で計算すると、仲介手数料は100.8万×税=108.864万円です。

もし税込み金額で仲介手数料を支払ってしまうと、税抜き価格より約52,000円も多く支払ってしまうのです。

以下のことから仲介手数料を計算する売買価格は建物税金を抜いた税抜き価格で計算しましょう!!

当然不動産業者から見れば、これは明らかな業法違反です。もう業者はいないと思いますが、一応注意してください。

まとめ

・不動産業者8割が仲介手数料で生計を立てている、あなたが仲介手数料を支払う可能性は大

・仲介手数料の計算式は3%+6万円×税!!⇦これだけ覚えとけばマイホーム購入はOK

・仲介手数料の計算式になる売買代金は税抜価格で計算!知らないと5万円以上損することに

いかがだったでしょうか?

不動産業界は不動産という高額な商品を取り扱うことから、たくさんのルールが設けられております。

皆さんが全部覚えろっていうのは無理がありますが、マイホーム購入の諸経費で一番費用がかかる仲介手数料の計算については覚えていただければ、今後の資金計画の組み立てに大いに役に立つのではないのでしょうか?

ただ仲介手数料がどうしても払いたくない人は下の記事を読むことをぜひオススメします。


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