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新築引っ越し前に電気・ガス・水道の名義変更の手続き方法【まとめ】

住宅の契約が終わり、物件の引き渡しがまで残り2週間切ったら、引っ越しまでにやらなければならないことは、住所変更とライフライン(電気・水道・ガス)の名義変更を行わなければなりません。

住所変更については下記記事で住所変更する方法を参考に住所変更してください。

引っ越し前に住民票を移転する方法と注意点【デメリット】

住所移転以外にも、ライフラインの名義変更を引き渡しまでに行わないと、電気やガスは全く使えなくなります。(水道はでます。)

今回はこれから引っ越しをする方向けに、ライフラインの変更手続きの方法をまとめさせていただきます。

 

水道の名義変更の方法は現場で水栓番号を確認するとスムーズに行える。

「水栓番号」の画像検索結果

出典:http://www.kikkawa-kanko.co.jp/kotu/ippan/newpage1.htm

 

引渡し前の前日までに、購入する物件の住所を管轄している水道局に、引き渡し日から売主から買主であるあなたに名義変更をする必要があります。

名義変更をする際に聞かれることは、物件の住所と水栓番号の2つになります。

水栓番号とは、画像の水道メーターの蓋に記載されている番号で、1世帯1世帯番号が違うため、購入した物件をすぐに特定することができます。

水栓番号がわからない場合は、水道局で物件の住所で推薦番号を検索してもらう必要がありますが、分譲地によっては同じ住所の物件がありますので、場合によっては水栓番号が把握できない場合があります。

引渡し前の現地確認(傷チェック)の際に水栓番号を確認しておけばスムーズです。

 

ガスの開栓はガス会社の立ち合いが必要。ガスを開栓をしないとお風呂に入れないので注意!

ガスは一歩間違えると大爆発する危険性があることから、ガス栓を開栓する場合はガス会社立ち合いのもとで一緒に開栓をしなければなりません。

電気や水道は名義変更で、すぐに使用することができますが、ガスの場合はガス会社を呼ぶのに事前予約が必要になります。

引っ越しする2週間前ごろまでには、ガス会社の予約を取っておかないと、ガス会社の都合がつかない可能性もあり、引っ越し日にガスが開栓できなくなります。

ガス開栓しないと、お風呂で水しか出ませんので、ここはしっかり押さえておきたいポイントになります。

予約する際は、物件の住所と立ち会う時間を伝え、ガス会社の都合が付けば、すぐにガス栓の開栓ができますので、電気・水道の名義変更前にガス会社に電話して予約をしておきましょう。

 

スマートメーカーに変更後は、電気の名義変更は引渡しを受ける前日までに行わないと電気が使えなくなる。

2016年の電力自由化に向けて、各電力会社が従来の電気メーター(アナログタイプ)から、通信機能を持ったスマートメーターに変更されてきております。

スマートメーターは、毎月の検針業務の自動化やHEMS※等を通じた電気使用状況の見える化を可能にする電力量計です。スマートメーターの導入により、電気料金メニューの多様化や社会全体の省エネ化への寄与、電力供給における将来的な設備投資の抑制等が期待されており、当社サービス区域全てのお客さまへの設置を予定しています。

出典:http://www.tepco.co.jp/ep/private/smartlife/smartmeter.html

 

スマートメーターに変更することで、30分単位で使用電力を知ることができるの他に、従来の電気メーターではできなかった電力会社による「遠隔操作」がスマートメーターで行えるようになったのです。

名義変更を引渡し前日までに行わないと、スマートメーターの遠隔操作によって電気を電力会社に止められてしまいます。

もし電気が使えない状況になりましたら、購入した電力会社に電話をして、電気の名義変更及び電気が使えるように依頼すると、15分程度で電気が使えるようになります。

2018年現在に立てられる建物はすべてスマートメーターになっておりますので、引渡しまでに電気の名義変更を行わないと電気が使えなくなる事を覚えてほしいところであります。

ただすぐに電気は使えるようになりますので、慌てないことです。

 

電力自由化なんだから電力会社を変えたい!電力会社を変更するための手続きはどうやるの?

出典:http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/step/

 

電力会社を変更したい場合は、今使用している電力会社の解約する必要があると思われがちですが、それは変更先の電力会社が代理で解約手続きを行ってくれますので、変更先の電力会社のホームページや電話問い合わせで、変更する旨を伝える必要が有ります。

スマートメーターが付いている物件を購入しているのであれば、「切り替え希望日・前に使用していた電力会社のお客様番号・物件の住所」を伝えれば、遠隔操作で電力会社が手続きをしてくれます。

中古住宅を購入し、スマートメーターに変更される前の電気メーターだった場合は、スマートメーターに変更する工事を行う必要があります。

工事費は原則無料です。場合によっては費用がかかる可能性がありますので、電話時に費用が掛からないように確約してから工事を依頼するようにしましょう。(トラブル防止の為)

スマートメーターを付ける工事が有る分、すでにスマートメーターが付いている物件に比べて、電力会社に変更に時間がかかります。

お客様番号はどこに書いてあるかというと、上記の画像でも分かるように、普段送られてくる請求書の右下に、あなた専用の番号が記載されております。

電力会社変更時に使用しますので、最新の請求書を持ったままお問い合わせするのがスムーズです。

各電力会社の詳しいプランに基づいて契約するには、本人確認資料を請求される場合がございます。

その際郵送での書類のやり取りになるので、その分電力会社変更に時間を要します。早めの問い合わせがお勧めしてます。

 

まとめ

 

・水道の名義変更をスムーズに行うためには、水道メーターの蓋の裏に記載されている水栓番号が必要。傷のチェックの際に一緒に確認しておこう。

・ガス栓を開栓するためには、ガス会社立ち合いの元でないと開栓することができない。ガス会社の都合もあるため、引っ越し日の2週間前には予約しておくこと。

・スマートメーターにより、引き渡し日前日までに名義変更を行わないと、電力会社による遠隔操作で、電気が使えなくなる。

電力会社を変更する際は、変更する電力会社に「物件の所在・変更前のお客様番号・切り替え希望」を伝えれば、すぐに手続きをしてくれる。ただしスマートメーターが付いてない物件は、スマートメーターに変更するための時間がかかる。

引渡しが近くなると、引っ越し準備・家具を新調が忙しくて、つい忘れがちな部分ではありますが、ライフラインが使えない自体はまずい状況なので、電話一本ですみますから、忙しくても最重要項目として先に行っておきましょう。

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