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不動産営業マンが宅建士取得前と取得後の年収と待遇について話してみる【実録】

宅建試験の試験勉強はもう始めてますか?こんにちは現役不動産営業マンの秋です。

筆者は2016の10月の宅建士の試験を合格しました。

筆者は宅建試験を舐めており、2回も落ちておりました。3回目は後がなく合格しなければ会社の待遇上まずかったので必死に勉強した記憶があります。模試とか受けたしね。

では宅建試験に合格して専任の取引士になると、宅建士取得前の給料と待遇が気になりますよね。

今回お話する私の経験談が、これから宅建試験を受ける方の勉強のモチベーションになれば幸いです。

住宅営業マン秋
資格手当がもらえれば、宅建を勉強するモチベーションが上がるのではないのでしょうか?やっとの思いで宅建士を取得した秋の昇給体験談をご紹介します。

 

宅建士を取得してからの給料UPは0円!求人では資格手当が2万円って書いてあったのに・・

 

よし宅建士とったから多少の給料は上がるかなと期待しておりましたが、残念ながら給料が上がることはありませんでした。

重説に名前を入れている現在でも全く給料は変わりません。

しかし給料が上がらなければ宅建取得したメリットが無いかというと嘘になります。理由は2つです。

 

宅建士に登録したおかげで出来る仕事が増えた。

 

一番私が宅建合格にメリットを感じたのが、宅建士登録後にできる仕事が1.5倍ぐらいにふえたからです。

宅建取得前でも重説・契約書の書類作成は私が行っておりましたが、専任の取引士が上司の名前になっておりました。

いわば名義貸しみたいなもの。しかし自分が取引士になると書類の作成にも熱が入ります。自分の名前ですからね。下手なことは書けません。

この緊張感が不動産取引をしていると感じることができるようになりました。今までは上司の指示にしたがって書類を作っていたのでただの作業だったのが、専任の取引士が自分の名前になることで、作業から仕事に変わりました。

だからって言って上司が専任の取引士の時に雑に書類を作ったわけではないですからね。念のため。要は気持ちの問題です。

そして宅建士に登録すると自分の契約は自分一人でできるようになるんですよ(´;ω;`)これがどんなにうれしくて、楽なことか(笑)

不動産屋で大切なのは一人でどこまでできるか?(不動産の実務はすべて経験です。)

はっきり言ってチームワークが大切というのは大手不動産屋だけですね。

9割の不動産屋は個人プレイなので自分がどこまでできるようになるかが最大のカギです。

宅建士はあって損はないです。しかし宅建士の資格が不動産業界が絶対に必要かといわれるとそれはないです。

はっきり言って次に紹介する方々が多くの多くの不動産業界で求められているからです。

 

多くの不動産屋は宅建士の資格より、契約が取れる営業のほうが欲しい。宅建士の資格を持っていても売れなければ必要ない。

不動産屋なのに宅建士を持っていない営業が多いって聞いたことはありませんか?

宅建試験は難しので、1カ月勉強しただけでは取得できるような資格ではありませんが、それにしても不動産営業マンで宅建士の資格がない方が多すぎると思います。

これにはしっかりと理由があるのです。

宅建業法上、不動産屋は宅建士の資格を持つ人間が5人のうち1人が持っていれば営業ができるとされております。

だから宅建士の資格を持っている人間が1人でもいれば後の4人は

 

宅建士<<契約

って公式になるんです。

現に多くの不動産営業マンは宅建の試験すら受けてません(笑)

なんでって?宅建の試験は毎年10月の第3週目の日曜日に行われます。日曜日は多くのお客様が来場・来店されるので契約チャンスが1週間のうち1番高いです。なのに宅建試験?そんなことしたら上司に

あれ今月の数字は!?数字は?

こうなります。

不動産会社が欲しがっている人材は、「理想の住宅をお客様に提供したい」とか建前で話す人間ではなく、「数字が作れる奴」これだけです。*自分も早く数字作らなきゃ(笑)

 

宅建士の資格はスタートに過ぎず、必要なのは不動産取引の経験値

 

勘違いしていただきたくないのですが、宅建の資格をとったからといってゴールではなく、むしろ不動産営業マンとしてのスタートラインに立てた証として宅建の資格が生きてきます。

私もようやくスタートラインに立てた形です。

いくら宅建の資格があったところで、不動産取引をしたことが無い未経験の方はやっぱり使えない。

それであれば、不動産営業マンを10年以上続けて、ある程度の不動産取引をしている人材を雇ったほうが不動産会社としての即戦力になる。

不動産業界未経験で不動産業界に転職を考えているのであれば、宅建試験で合格することはもちろん大切なこと事ですが、一番大事なことは不動産取引の経験値を得る事なので、一層どっかの不動産業者に転職してみるのもいかがでしょうか?

できる限り大手に転職する事をお勧めします。

 

実録:不動産取引経験+宅建士の資格があるとリクナビネクストでのオファーが熱い

 

私は新卒で入社してから今年で不動産営業5年目に突入します。すでに4年間不動産営業マンとしてやってきたのです。

販売は3年間で約30件、用地の仕入課としては残念な結果(笑)ですが、それの状態でもリクナビネクストに登録に登録すると三井系等の大手不動産屋からの面接確定オファーや、その他の建売業者などの面接オファーなどを頂いております。

これは宅建士の資格を取ってから頂いているオファーなので、宅建士は絶対に取ったほうがいいです。

しかし大事なのは宅建士にプラスして不動産取引の経験が重要ってことなんですね。転職したらはゴールじゃないからね。働く先の事も考えないと。

という事で宅建士の資格+不動産経験は大手不動産業界の転職のパスポートになったって話です。

 

追記:H30年2月、宅建を持っていることで出世し、月8万円の給料が上がりました。

 

先日までは宅建を持っていても昇給はありませんでしたが奇跡は起こります。

社長より宅建士を持っている人は昇給させる。

というお言葉をいただきました。平太郎から係長になったので、いきなり8万アップしました。年収にして約100万円上がったことになります。

店舗を出す上で宅建士が足りないのが昇給の理由だと思いますが、これはうれしい誤算です。

しばらくはこの会社にお世話になろうと思っております(笑)(2018年7月現在は退社してます。)

 

まとめ

 

宅建試験が受かった後の年収については、これからも上がることはなさそうです。

やっぱり不動産会社は数字を出してナンボなんだと改めて気付かされました。

そして何度も言いますが、大事なのは不動産取引経験!私は宅建試験に不合格していた2年間は、資格を持っているだけの奴より不動産経験のほうが大事だと豪語しておりました。

親からもそれは負け惜しみじゃないといわれておりました。

しかし宅建試験に合格して「やっぱり資格は持っていないとね」って変わるかなと思いましたが、資格なんかよりもやっぱり実務経験の方が数十倍大事です。

未経験で不動産屋に転職しようとしている方に釘を刺すような話になりましたが、ホントの話なので勘弁してください。

転職して最初の1年間はつらいかもしれないけど、1年間不動産屋で耐えたらある程度の経験を積むことができます。

もし本気で不動産業界に転職したいのであれば、早く転職する事をお勧めします。

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