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7年前の東日本大震災(3.11)で学んだ教訓!今すぐ出来る3つの地震対策とは?

あと2日で東日本大震災(3.11)の七回忌を過ぎようとしており、私はあの時の恐怖をいまだに覚えております。あの時に起きた地震が関東大震災だったら、私の住んでいる建物も倒壊していたでしょう。

しかし時間が経つに連れて、東日本大震災の事・地震の恐怖を忘れてきているのも事実です。

そして忘れてきているのは私だけではなく、最初はメディアで建物の耐震補強工事が必要とニュースやテレビ番組で特集されていたのに、最近ではそのメディアですらも東日本大地震について報道されなくなってきました。

これではあの時に恐怖から感じた教訓を生かせていないじゃないか!?

そこで今すぐにあなたができる地震対策をご紹介させていただきます。

 

今すぐ出来る3つの地震対策

私たちが考えている地震対策というのは建物の耐震補強工事だけだと考えている方が多いですが、実はそれだけではありません。

建物が倒壊しない場合でも、建物の内部での怪我や死亡事故が沢山起きていることをご存知でしょうか?下記の図をご覧ください。

出典:東京消防庁

 

図を見ると住宅倒壊の下敷きが6%に対して、家具の落下や転倒によって怪我・死亡事故が起きている件数が41%もあることがわかります。

建物倒壊と比べて、7倍も家具による怪我や死亡事故が多発しているのです。

 

7倍もですよ!?

今からすぐにできる地震対策をご紹介させていただきます。

 

100均グッツで家具の転倒・移動を防止せよ

すぐにやってほしいのが

100円ショップは本当に便利なグッツが沢山売っておりますよね。

まず最初にオススメしたいのはこちら!!

耐震マットで家具の揺れの9割を防ぐ!?


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耐震マットとは、テレビや食器棚など大きな家具の下にマットを敷くことによって、振動の約90%の衝撃を抑えてくれる優れものです。

これがたった100円(税別)で購入できるからコスパもいいですよね。

ちなみに家具の下敷きになって圧死される方も多いので、まず最初に行うべき耐震対策です。すぐにやりましょう‼

地震でガラスが割れることも!?ガラス飛散防止


【5429】ガラス破り防止シート

地震が起きると食器棚の中に入っている食器が動くため、食器棚のガラスが割れてしまうことが有ります。

ガラスが割れた場合は食器のガラス+食器棚のガラスが床に飛散し、ガラスで足を切ってしまう恐れがあります。

上記の事故を防ぐには、食器棚のガラスにガラス破り防止シートを張る事です。

シートを張れば、食器が動いたとしてもシートがガラスを守ります。最悪ガラスが敗れたとしても、ガラスの破片の飛散をシートが防いでくれるのです。

食器棚はガラスのシートを張るのと合わせて、上記の耐震マットの対策を合わせて行うことがベストです。

たった200円で立派な耐震対策ができてしまうのです。今から始めてみてはいかがでしょうか?

避難経路に家具は絶対に置かない!?

ドアなどの避難経路に大きな家具を置くことは地震対策上NGです。なぜなら地震が起きた時に家具が転倒やドアのほうに移動してしまった場合、あなたの逃げ道が家具によって塞がれてしまうからです。

絶対に避難経路付近に移動困難な家具を置くのはやめましょう。

どうしてもそこしか置く場所が無い場合は、上記の100均グッツで家具の転倒防止の対策を行ってから家具を配置するようにしましょう。

1週間分の非常食は常にストックしておくこと!

震災後の非常食はかなり重要になります。日ごろから準備しておきたいですね。ではどんな者を購入すればよいのでしょうか?

私が考える非常食はこちらです。

・水 1人あたり1日3リットル 家族3人だと63ℓは欲しい(1週間分)

・カップラーメンなどのインスタント食品

・保存食

・チョコレートなど糖分が取れて高カロリーなもの

なぜチョコレートなど甘いものが必要かというと、甘いものを食べると地震直後の不案な気持ちを抑える効果があります。

またチョコレートは山などで遭難した時に重宝される食べ物です。非常食には取っておきたい代物です。

水については1日1人あたり3ℓで一週間で27ℓは必要な計算になります。しかし大手の飲料メーカーが調査したところ9割近くの方が基準に満たしていない調査結果が出ました。

水を一気に購入するのは難しいと思うので、こまめに非常用の水を購入しておく必要があります。

非常時にあると便利なもの

非常食と合わせて準備しておきたいものがいくつかあります。

・ガスコンロ、ガスボンベ 15本~20本

・ラジオなどの情報機器類

・医療セット(薬や包帯など)

・現金(10円)貴重品 公衆電話をするときに使う

・懐中電灯・電池

災害時には都市ガスが使えない為、火をおこすことが困難になります。そこで必要なのがガスコンロとガスボンベです。

ガスコンロがあれば水をお湯にすることができるため、インスタント食品を食べるときに重宝します。また寒い時期であれば暖かいものを食べれば心も安らぎます。

政府のほうでガスボンベを15本~20本があると好ましいようです。1本あたり約60分ほど使えるそうなので、1日2本使ったとしても1週間はガスを使用する事ができます。

東日本大震災が起きてからの耐震工事の実施率は?

東日本大震災が起きてから建物の耐震補強工事は進んでいるのでしょうか?老朽化している建物が増えている中で耐震補強の実施率が気になります。

以下のグラフをご覧ください。

出典:NICE

このグラフみて思ったことは2008年から2013年の5年間はたった3%しか耐震化できていないのに対して、東日本が起きた2年後の2013年から3年後の2020年までには全体の建物の耐震化を95%以上にすることを目標にしております。

私はこの耐震化についてはおそらく目標達成するのではないかと感じております。なぜなら現在建築している建物は新耐震基準法で建築されているため自動的に耐震化率に加算されます。

目標達成するには、いかに新耐震基準以前の建物を解体して、耐震化の建物を建築できるかが成功のカギをにぎっていると私は思います。

今住んでいる住宅で耐震工事を行うとしたらどこを工事すべき?

私は迷わずに、屋根の軽量化とすべきだと考えております。なぜなら屋根が重いと地震が起きた時に重心が高くなり、屋根の重さで建物が倒壊してしまうからです。

一昔前では瓦葺の屋根を使われておりました。現在の屋根よりどれくらい重いのでしょうか?

出典:街の屋根やさん千葉

 

上記の図から昔の屋根が6,000㎏に対して、今の屋根と比べて600㎏!

 

重さが1/10!

 

昔の瓦葺の屋根を使われている住宅と、現在のコロニアル屋根を使っている住宅では耐震が4割も違ってくるというデータもあるぐらいです。

http://www.mokutaikyo.com/dcms_media/other/data-160831.pdf

 

4割も耐震が変わるってことは、重い瓦葺の屋根から軽い屋根に変更したら単純に耐震性が1.4倍になるってことです。

一般の方は屋根より柱などの補強をイメージしやすいと思いますが、一番効果があるのは屋根工事ですよ!!

ぜひご検討してみてください。

いままさに地震に強い新築戸建で探している方はツーバイフォーをオススメします。

まとめ

6年前に東日本大震災、そして去年は熊本大震災があったので、地震は決して他人ごとでは無いように感じます。

私もいつ地震が来ても対応できるように非常食などの準備を改めにする必要があると感じました。

皆さんも一番最初にご紹介した家具の転倒防止からの地震対策をはじめて頂き、建物の耐震化についてもご検討頂ければ嬉しく思います。

この記事が役に立ったと思う方はコメント等を頂ければ非常にうれしく思います。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

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