サンシャイン60を筆頭に、高い建物が建築されてきてから、引っ越し後にテレビ映らない?新築戸建てでテレビを見る方法と費用【まとめ】でも紹介しているように、テレビの電波は受信ができない為テレビを見ることができません。
すでにテレビ配線がされているマンションもある中で、新築戸建の場合は自分たちでテレビを見るために、アンテナを付けるか、auやNTTなどのケーブルテレビ会社に、加入するかを引渡し前までに決める必要があります。
テレビアンテナとケーブルテレビの比率は1:1で、家族構成によって決められているケースが多いです。
アンテナを付けるかケーブルテレビの会社に頼むか非常に迷われると思います。
今回はアンテナとケーブルテレビのメリット・デメリットを主観ですがお伝えさせて頂きます。
目次
テレビアンテナをオススメしたい人は、テレビを最低限観れればOKな家族
テレビアンテナを選ばれる家族の特徴は、子供がある程成長している家庭やリタイア生活をしている老夫婦向けです。
つまりBSやCSを見なくても良い人は勿論、インターネットも使用しない事が条件になってきます。
テレビアンテナのメリットとデメリットについてまとめていきます。
アンテナ工事だけの人は、インターネットを利用する際はポケットWi-Fi・有線などの設置費用が別途かかります。
月4,000円~5,000円以上かかるので、インターネットを使うって人はケーブルテレビをオススメします。
テレビアンテナのメリットはランニングコストがかからない!
テレビアンテナは、アンテナ設置時は10万~15万程度の施工費がかかりますが、それ以降の維持費(ランニングコスト)は1円もかかりません。
ケーブルテレビの場合は、施工費は0円~1万円程度で安く設置ができるものの、月々5,000円程度の使用料を支払わなければなりません。
年間にして6万円なので、2年以降はケーブルテレビのほうがアンテナと比べて割高になります。
地デジだけ見ればOKっていう人は、テレビアンテナがベストな選択になります。
ケーブルテレビは最寄りの電柱によって施工期間が長引くのに対し、テレビアンテナは1日で施工することができる。
テレビアンテナは家電量販店に行けば、家の立地の電波の受信状況によりますが、1日で施工することができるので、その日のうちにテレビを見ることができます。
しかしケーブルテレビの場合は1日で工事ができるとは限りません。
ケーブルテレビの線を建物に引き込むためには、最寄りの電柱に使用するケーブルテレビ会社の配線ボックスが無いと設置することができません。
ボックスを設置するためには、東電やNTTに申請する必要があり、最低でも3カ月~4カ月ほど時間を有します。
ではテレビアンテナのデメリットを見ていきましょう。
テレビアンテナは台風などの風災に弱い。
テレビアンテナを設置する箇所は、屋根の上にアンテナを付けるケースが多いです。
そのため通常の雨風では影響がないものの、台風など風が強い災害の時は、アンテナが風に飛ばされてしまうケースが有ります。
そのため最近では、屋根につける魚の骨みたいなアンテナではなく、壁に設置するアンテナが注目を集めております。
出典:http://airteck.main.jp/service3.html
壁に設置するタイプのアンテナのメリットは2つ、風の影響を受けず、見た目もいいという事です。
壁つけタイプのアンテナは、通常のアンテナよりも少し割高ですが、風災リスクや見た目の問題を考えると、壁つけタイプのアンテナを私は強くお勧めします。
ケーブルテレビをオススメする家族は、Wi-Fiなどインターネットを常に利用する家族
ケーブルテレビはアンテナ設置と違い、テレビ配線だけではなく、ネット環境も設定もすることができます。
更にテレビではアンテナ設置では見れないBSやスカパーなど、小さい子供がいる家庭にはディズニーチャンネルが見れるなど、放送しているチャンネルが多いのも魅力的です。
アンテナ同様に、ケーブルテレビのメリット・デメリットをまとめていきます。
テレビ配線の諸経費が安い上、キャッシュバックがある。
テレビアンテナは上記でお話させていただいた通り、大体10万円~15万円程度のアンテナ代+工事費がかかってしまいますが、ケーブルテレビの建物引き込み工事は、1万円程度で、キャンペーンによっては0円で設置してくれるケースもあります。
さらに選ぶケーブルテレビによっては2万以上の商品券のキャッシュバックがあったりします。これを引っ越し代に当てるのも有りです。
引っ越し代や新しい家具を揃えるため、余計な出費を抑えたい方には、ケーブルテレビをお勧めしております。
ケーブルテレビのメリットは、インターネットプランに加え固定電話・テレビを割安で使用することができる。(割引プランが使える)
ケーブルテレビの1番のメリットは、テレビ以外にもネットや固定電話をまとめて契約することが出来る為、割引制度を受けることができるのです。
アンテナ工事の方が、ネット回線の接続でフレッツ光などを単体で使用すると、割引制度を使用することができずに、セットで加入したほうが、単価でみると安くなります。
JCOMであれば、インターネットの月々120Mを単体で加入すると、毎月5,500円(税別)掛かりますが、インターネットとテレビを合わせて契約すると、割引制度を利用してインターネット320M+テレビ32チャンネルで月々が5,624円(税別)になりました。
テレビがなんと、毎月120円で見ることができます。(笑)120円ぐらいだったら払ってもいいんじゃないでしょうかね?
アンテナ工事費が10万だったとした場合、月120円でテレビが見られるJ.COMの場合、833ヶ月分(約70年)まではアンテナよりケーブルテレビが安くなり、71年目からアンテナの方が安い事になります。
これを見る限りネットを使うのであれば、ケーブルテレビ経由でテレビを見た方が安いですね。
ケーブルテレビは契約更新によってランニングコストが変わる。(特約がなくなったなど)
ケーブルテレビの契約で気を付けなければならないのが、契約内容によって毎月の使用料が変わってくるってことです。
大体の会社では当初2年間は、割引制度をフルに使用したパーケージで契約するため、かなり安い金額でインターネットやテレビを使用できますが、更新時に契約金額が変わる場合があります。
契約する前には必ず確認しておきたい項目です。
使用するケーブルテレビ会社によって、電柱のボックス状況で使用開始まで時間がかかるかも・・・
大きな開発現場で、分譲地内に電柱が新しく新設される物件だと、ケーブルテレビ会社が建売業者に、ボックス申請の許可に来ない限りは、電柱にボックスがついている事が有りません。
分譲地を購入した我々買主が、その経緯を知らずにケーブルテレビ会社に設置を依頼した場合は、電柱にボックス設置を含め3カ月~4カ月程度、工事するのに時間がかかる可能性があります。
住み始めてから3カ月~4カ月もテレビを見ない生活はあり得ないので、最悪はアンテナ設置か他社に乗り換える必要が出てくるところが注意点です。
キャッシュバック・テレビ・電話の割引プランにより、アンテナよりもケーブルテレビの方がお得。
私はマンションと戸建て両方に住んでいたことがあり、アンテナタイプ(当初戸建て)とケーブルテレビ(マンション)を両方経験しておりますが、インターネットを使用するのであれば、絶対にケーブルテレビの方が良いです。
理由は簡単で、今の時代、テレビを見る人よりもインターネットを見る人のほうが増えてきているため、インターネット環境を充実させる方が大切だからです。
Wi-Fi・有線などがないと動画も見ることができず、ギガ数を買ってしまうのであればWi-Fiを取り付けた方が安いです。
その証拠に、若者のテレビ離れが加速し、YOUTUBEによるyoutuberの活躍のほうが話題になってきております。
松居一代だってYOUTUBEを利用しているくらいです。
多くのケーブルテレビ会社はテレビとインターネットのセット商品が充実しており、インターネット単体で契約するのと、テレビとインターネットをセットで契約した場合は、ほぼ同じ金額で契約ができるというおかしな状況になっております。
ケーブルテレビは毎月のランニングコストが高いというイメージはもう古く、インターネットを使用するのであれば、ケーブルテレビを使用すべきというのが私の結論です。
あとキャッシュバックが2万円以上もらえることも忘れてはいけません(笑)
それであればインターネットに加入してもらえるように、特別プランとしてテレビ・電話代を数百円程度にして加入者を増やすようにしております。
インターネットを利用するのであれば、間違えなくケーブルテレビです。
ただしケーブルテレビはテレビ・電話は実質タダみたいな形ですが、インターネットだけで月々5,000円以上のランニングコストがかかってしまいますので、ネットはスマートフォンのグーグル検索ぐらいで十分って方はアンテナを設置する方がよいでしょう。3年目以降からアンテナの方がお得です。
まとめ
・テレビアンテナは諸経費が高くつくが、一度設置してしまえばランニングコストが一切かからない
・ケーブルテレビは諸経費が安いが、毎月のランニングコストがかかる。テレビとインターネットをセットで契約すべし。
・これからの時代は、テレビよりインターネットのほうが重要になるので、インターネット単体で回線契約をするのであれば、ケーブルテレビ会社の商品(テレビとインターネットをセット)で契約したほうが安く済む。
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今回はテレビアンテナとケーブルテレビのメリット・デメリットを比較してみたいと思います。