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狭小3階建てのおすすめ間取り?後悔する間取りは水回りが悪いって話

ホームズで一戸建ての階数の割合を調べたところ、約4,800万棟のうち2階建ては約2,100万棟の半分に対して、3階建ては僅か77万棟のたった2%しかありません。

しかし東京付近の3県では2階建てと3階建て5:5の割合で販売されており、特に東京では9割以上が3階建ての物件です。

要は土地が高く、土地が余っていないエリアは狭小地でも有効利用できる3階建てが好まれる理由です。

好立地に住みたい方は必然的に2階建てではなく、狭小地の3階建て物件を選択するしかありません。

多くの方が3階建ての間取りで失敗して後悔している理由が殆ど共通しております。

今回は3階建てを始めて検討する方向けに間取りのパターンやメリット・デメリットを含め、筆者秋が3階建てのオススメの間取りの選び方をお伝えしたいと思います。

住宅営業マン秋
狭小住宅の3階建てのメジャーな間取りのパターンは3種類しかありません。紹介する3パターンで決めていきましょう。

狭小住宅のメジャー間取り3種類

 一番オーソドックスな間取り!1階2部屋➕水回り➕3階段2部屋

出典:三階建て間取り

 

一般的な間取りがこのタイプの間取りです。

1階に2部屋に水回りがあるので、1階部分の部屋が狭くなりがちです。

その代わりLDKを後記で紹介する間取りパターンの中で一番広くとれるのもこのタイプです。

1階2部屋➕水回り➕3階段2部屋 メリット

・2階がLDKのみになるので、リビング18帖以上の広さの商品が多い。

・1階に水回りが集中しているので、老後は1階で生活が出来る。

3階建ての間取りで一番多い間取りのタイプがこのタイプになります。

1階に水回りがあるので、水道管の取り出し管が細い土地でも十分に対応ができる間取りです。

1階2部屋➕水回り➕3階段2部屋のデメリット

・家事導線が一か所に集中していない。

・水回りが1階にあるため、一階の部屋が狭くなる。(1階に主寝室は難しい。)

 

一番オーソドックスな間取りですが、最近の傾向だと家事導線が一か所に集中していないことから、若い夫婦には敬遠されがちな間取りです。

最近は夫婦共働きが当たり前になりつつあり、家事をする為には水回りが1箇所に集中しているほうが効率が良いのです。

 

本当に狭い狭小地に使う間取り!1階1部屋+2階1部屋+3階2部屋タイプ

出典:http://blog.livedoor.jp/myhome_plan/archives/cat_50029011.html

 

1階広い洋室が1部屋+水回りを配置し、2階にLDKとは別に1部屋が有るタイプの部屋です。

土地価格が値上がりしている関係上、ペンシル住宅が増えてきております。

その時にこの間取りが良く使われます。40㎡台(13坪~)の土地に設計が上手い人は上記のプランで4LDKを入れてくるのです。

3階建て全体の間取りの割合としては3割の間取りのタイプです。

1階1部屋+2階1部屋+3階2部屋タイプのメリット

・LDK階に部屋を追加する分、1階の洋室が広くなる傾向がある。8帖は確保できる。

・LDKに追加して1部屋を使用できる分、LDKを最も広く使うことができる。LDK階を一番広く使いたいって人はこのタイプの間取りを購入すべき

・土地の間口が狭い物件でも対応できる間取り。(建売業者の都合。)

LDKの使用できる広さが一番大きい間取りがこのタイプです。

仮にLDKが17帖だったとしても洋室6帖の部屋と連動して使用できれば、23帖LDKとして使用可能です。

ただ間取りのタイプは私の経験値からいうと、一番人気が無い間取りです。

この間取りは狭い土地をいかに分譲するために生み出されたプランだからです。

この間取りは土地を小さく細切れに分割して、土地の間口を少しでも減らしたいという分譲会社のニーズに最適なプランなのです。*間口が狭くても住居スペースを確保するため。

ゆえに東京都内の分譲地ではこの間取りのプランがものすごく多いです。

1階1部屋+2階1部屋+3階2部屋タイプのデメリット

・土地の間口が狭い物件に多い為、家具の配置が難しい。

・部屋がLDKとつながっているので部屋として使用することが難しく、結局は大きい3LDK扱い。

 

LDK部分が広く使用できるというメリットがある分、2階の洋室を部屋として区切り事が難しく、どうしても残りの3部屋を部屋として使用する形になります。

つまりはLDKがすごく大きい3LDKなのです。

4人家族が子供の部屋を用意する為に購入した戸建てですが、LDK部分の部屋を分けられない以上誰かが我慢しなければならないのです。

つまりは4人家族以上の方が購入するにはちょっと狭い間取りなのですよ・・・・

住宅営業マン秋
現在土地価格が高騰しているため、ますます建売業者が利益を確保するために間口を狭くしてこのプランで建てる業者が増えてきます。

 

2階水回りプラン(迷ったらコレ!)

出典:http://kyosho-oh.seesaa.net/article/269450390.html

 

私の住宅営業の経験値ベースでお話させて頂いておりますが、圧倒的に一番人気なのが2階水回りプランです。

2階水回りプランは2階にお風呂・洗面所・キッチンがワンフロアにある事を指します。

*お子様がいる家庭に推奨しております。

2階水回りプランのメリット

・2階に水回りが集中している為すべての家事を2階ですることができる。

・2階にバルコニーがあれば洗濯物をすぐに干すことができる。

・1階に水回りが無いので、1階の洋室が広い傾向にある。

2階に水回りを持ってくることで、すべての家事を2階でできるようになります。そのため奥様に人気なのです。

さらに2階にユニットバスと洗面化粧台を持っていく事で、1階と3階の洋室が広く使用できるのも大きなポイントです。

2階水回りプランのデメリット

・LDKが狭くなる。(17帖以上のLDKの物件を求めるのであれば、2階水回りプランはNG)

・水漏れしてしまうと大変。1階の漏水復旧工事に比べて高く費用が付く。

・水道の取り出し管の口径を細いと水のでる水圧が弱い。

・土地の間口が最低でも5.5mないと間取りの建築が厳しい。

2階に水回りを持っていくと、ユニットバスと洗面所で4帖分の広さが取られてしまうので、LDKがその分少なくなってしまいます。

また建築面での水道管の口径が細いとお風呂のシャワー・キッチンの水の水圧が弱くなるという面、漏水した際に2階だけではなく、1階部分にまで不具合が生じます。

 

筆者秋が3階建てを選ぶ時に水回りの位置が重要だと思う2つの理由

2階LDKに水回りがあると居室が広く使用できる

 

水回りは洋室・和室の帖数を確保する上では、でっとスペースでしかありません。

例えば寝室に8帖を設けたい場合は、1階か3階に設ける必要があるのですが、1階に水回りがあると、水回りで4帖分のスペースが取られてしまうわけですから、部屋を広くするという面では非常にもったいないわけです。

2階に水回りを持っていくことで、家事導線が一か所に集中する上、部屋を広くとることができるのです。

 

階段の上り下りがつらいと後悔している。水回りが2階にあると階段の上り下りが少なくなる。

 

2階LDKに水回りが一か所に集中することで、料理・洗濯・家事・お風呂などを2階の1フロアですべて行うことができます。いわゆるマンションみたいな使い方ができるのです。

しかし1階に水回りがあると、選択・お風呂に入るときは階段の上り下りが必要になるうえ、洗濯物を2階に干す際に、荷物を持って階段の上り下りをしなければなりません。

階段の上り下りを行うと、ひざではなく腰にも通常時の約40%増の負担がかかるといわれております。

その結果、坐骨神経痛という(筋肉が神経にあたって痛くなる)という持病をかかる可能性もあります。

住宅営業マン秋
老後の生活では1階に水回りがあったほうがいいという方もおりますが、よっぽどの足が悪いなどの理由がない限り、結局2階にLDKがある以上、2階建てご飯を食べることになるのです。

その後お風呂に入るために階段の上り下りをして、家族でテレビを見るときにはまた階段を上らないといけません。

倍の回数階段の上り下りをすることになるのです。

 

まとめ

 

後悔する3階建ての間取りは水回りが悪い まとめ

☑狭小住宅の3階建てには「1階2部屋➕水回り➕3階段2部屋」「1階1部屋+2階1部屋+3階2部屋タイプ」「2階水回りプラン」の3パターンの間取りがある。筆者秋がお勧めなのは2階水回りパターン

☑土地価格高騰している東京は、土地の間口が狭くても4LDKが設計できる「1階1部屋+2階1部屋+3階2部屋タイプ」ばかりになると予想。

☑3階建ては水回りの位置が重要な理由は、部屋の広さ・階段の上り下りの回数の減少の2つの理由がある。迷ったら2階水回りを選んでおくのが無難。

2階建ての場合はまだまだプランの幅が有りますが、3階建てついては土地が狭い分、プランの3パターンしかありません!!*たまに3階3部屋はみかけるけど・・

また5人家族で3階建てを購入するときに、2階がLDK+1部屋のタイプを選んでしまえば手狭間が生じてしまいます。とにかく・・・

迷ったら2階水回りを選べばOK!

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