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FP2級の勉強時間は1カ月でOK?不動産営業マンが行うべき4つの勉強法

不動産営業マン及び不動産営業マンになりたい皆さんが一度は宅建以外に思い浮かべる資格はファイナンシャルプランナー2級こと(FP2級)ですよね。

ファイナンシャルプランナーを所有していることで、自分の営業トークにも深みが出ます。

特に住宅購入のみにとっかした宅建とは違い、購入後の保険の見直しの提案や(保険屋さんでやってね)・老後の年金などの話ができるようになるのが最大のメリットです。(結構頼りにされるんですよ。実体験上ですが)

ただ不動産営業マンの皆さんはとっても忙しいです。

資格よりもまずは契約です。契約数>>宅建>>FPの世界なので、勉強をあきらめている方が多いはず。

ただそれではもったいない。

不動産営業マンならではの勉強法があるのです。現に私は1日1.5時間程度の勉強で1カ月で合格しました。

そう時間的にすると50時間程度でしょうか?感の良い人であればもっと短くすることが可能です。

今回2017年1月に合格した筆者秋が不動産営業マンならではのFP2級の勉強法について4つのポイントでお伝えしたいともいます。

注意:FP2級には受験資格があります。

FP2級には受験資格があり、誰でも気軽に受けられるわけではありません。下記の条件を満たす必要があります。

 ・3級技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

出典:FP技能試験ラボラトリー

 

つまり原則は3級の合格者ということになりますが、不動産実務2年以上を行っていれば、FP2級の実務経験者として認められますので、不動産営業マン3年目の方であれば、FP2級を受けることができます。

2年未満の人は残念ながらFP3級から受験するようにしてください。

住宅営業マン秋
筆者秋は宅建に2回も落ちておりますが、FP2級は一発合格です。宅建よりもはるかに簡単なので、ポイントを押さえて学習すれば合格できます!

不動産営業マンがFP2級を勉強期間1カ月で合格する4つの勉強法

まずはタックスプランニングから絶対に勉強すること!タックスプランニングはすべての教科に繋がる為、ほかの教科を勉強するのにも効率的

 

FP2級の学科及び実技は以下の6教科構成されております。

FP2級の科目の6教科

・ライフプランニングと資金計画(主に公的年金)

・リスク管理(主に生命保険・損害保険・第3の保険(がん保険など))

・金融資産運用(株・投資信託・金融商品など)

・タックスプランニング(税金)

・不動産

・相続・事業承継

宅建は(民法・宅建業法・法令上の制限・その他)の4項目に対して、FP2級は、6教科それぞれ別の事を勉強しないといけない為、一見かなり難しいように思えます。

が!

この6教科にはある項目が共通しております。それはどの教科にも「税金」が関わってくることです。

例えば公的年金の場合は、年金をもらっても雑所得が発生したり、生命保険の場合は保険受取人・契約者の違いにより譲渡所得税か相続税で変わります。

金融資産運用なんて、株などで利益を上げた場合は、譲渡所得として20.315%の税金がかかり、不動産も不動産所得税・相続は相続税などすべて税金が関わってきます。

なので教科書の1ページ目が「ライフプランニングと資金計画」から勉強しよう!じゃないんです。

タックスプランニングから勉強しましょう!!

勉強時間短縮の秘訣です。

税金を理解すれば、ほかの教科の勉強をしたとしてもお金の流れがとてもイメージしやすいので、すんなり頭の中に知識が入りやすいです。

これが全くイメージができずに勉強するのと雲泥の差です。

タックスプランニングは項目が多いので、50時間の勉強時間があったとしたら、10時間~15時間ほど使うでしょう。

タックスプランニングを勉強しておくことで、ほかの教科の勉強時間が減ります。

 

不動産・相続はテキストで一切勉強しない。過去問で問題傾向を確認すればOK(残りの4教科に集中する)

 

はい!これは不動産営業マンのみの業ですが、不動産屋が不動産の事をFPで勉強するのはNGです。

時間の無駄なので速攻でやめましょう。相続もそうです。

FPに出てくる相続の問題は傾向がほとんど同じです。相続税の計算方法と小規模宅地の特例の宅地評価が80%減額される税法の問題がほとんどです。

過去問をやっていれば覚えられるので大丈夫。民法の相続割合は不動産屋であればわかるはずです。☜わかるよね?

不動産についての問題は建ぺい率・容積率の問題が多いですが、1つだけ路線価からの土地評価の求め方は実務では行わない為、過去問の問題からテキストをちょっと確認するぐらいでOKです。

不動産・相続は過去問で間違えた問題だけをブラッシュアップし、テキストで少し確認するスタンスで勉強しましょう。

とにかく不動産・相続を勉強している時間があるのであれば、タックスプランニングや点数が比較的に取りやすいライフプランニング・リスク管理を勉強しているほうがよっぽど効率的です。

 

教科書はざっくりと読む。読み込んでもわからないものはわからない上に勉強スピードが落ちる。

 

タックスプランニングから勉強してほしいのですが、初めての内容の教科書を読み混みすぎてしまうと、教科書の読むスピードが落ちてしまい、勉強効率が落ちてしまいます。

じっくり読みこむのももちろん大切なのですが、最初はざっと1つの教科を読んだら、過去問を解くようにしてください。

教科書を読むことで知識をインプットしている状態なので一見素晴らしいのですが、実はこれ一番ダメなパターンです。

インプットした知識を外に出すアウトプットをしなければインプットした知識は使われず陳化して忘れていきます。

過去問を解くことで教科書を読んだことに対してできているかを確認し、再度わからなかったことをインプットする。

インプットとアウトプットのサイクルを早くすることで、より早く知識を自分のものにする事ができます。

よって1回目の教科書を読みこみすぎてしまうと、アウトプットするタイミングが遅くなりますのでNG。

ざっとでもよいので読み終えたら、過去問を解いた方が良いのです。

過去問を解くタイミング

FPの教科書をすべて読んでから解こうとすると、4教科だけでも300ページ以上ある為、ざっとよんでも時間がかかります。

1教科を短期間で集中的に読んで、1教科だけの過去問を解くことをオススメしてます。それを4教科分行いましょう。

間違えた問題は、教科を読んでも理解していできていなかった部分なので、都度テキストかグーグル先生で勉強。

できた問題よりも重点的に行うべきです。

 

わからなくてもさっさと過去問をやろう!過去問を行うことでわからない問題をブラッシュアップし、それをテキストで確認するの繰り返し。

 

上記に関連することですが、テキストばっかり勉強していると本番までに過去問を行う時間が足りなくなってしまいます。

過去問を早めに行っておくことで、FP2級の問題の構成がわかったりします。

まずFP2級とFP3級との違いは、問題の選択肢です。FP3級は3択に対してFP2級は4択です。☜私はFPの問題集に取り掛かるのが遅かった為、本番5日前に4択だったことを知りました。悪い例なのであなたはやらないようにしましょう。

過去問は一般社団法人 金融財政事情研究会に掲載されておりますので、問題をプリントアウトして解くなり、スマフォで勉強しすればOKです。

FP2級の過去問は過去5年分を2回ほど解いてみましたが、同じような問題を使用されているケースも多く、2017年1月22日の試験の際にも、過去と同様な問題が出てきたおかげで、余裕で合格することができました。

暗記はあまりよくありませんが、過去問を解きまくることはFP2級の点数UPの為は必要です。

特に忙しい不動産営業マンはテキストを隅から隅まで読んでいる時間はありませんので、暗記でもいいのでさっさと合格して名刺にFP2級と記載しておきましょう。

 

参考までに:筆者秋が合格した点数は?

 

私がFP2級に合格したときの点数はこちらです。

FP2級の合格したときの点数

☑学科43/50点

☑実技48/50点(唯一不動産で間違えた(路線価の問題で))

私は金融資産運用が本当に苦手で、外国為替の問題はチンプンカンプンでした。

なので学科で間違えた多くの問題は金融資産運用です。

実技試験の場合は、金融資産運用はポートフォリオの期待値計算だったため、電卓でパパっとけいさんして合っておりました。

不動産の路線価からの評価額算出はテキストで一切見ておらず、所見問題だったので普通に間違えました。

2016年の12月29日から勉強しましたが、2017年1月22日までに合格しました。年末だからいっぱい勉強したんじゃないかと思われてしまいそうですが、おっしゃる通りで、年末の時期に30時間分を勉強し、残りは昼飯を食べている1時間の間に勉強しました。

そんな状況でも問題なく受かるのです。

不動産営業マンではない一般の方が勉強されるのであれば、不動産の知識・相続の知識がない為、100時間は最低でも勉強時間が必要になるかと思います。

ただ勉強するならタックスプランニングからってことは忘れないでください。

 

これから1カ月で合格する人の為のオススメ教材はコレ!

 

私が実際に使用していた教材の最新版をご紹介させていただきます。

すべての事例・制度がイラストによって説明されているので、イメージしながら勉強することができました。過去に違う教材を見てみてましたが、文字だらけの教科書だと事例・制度がイメージしずらいので勉強スピードが落ちます。

お勧めできません。次は問題集です。

過去問は一般社団法人 金融財政事情研究会のホームページで取れますが、この問題集の購入は絶対です!!
理由は各項目ごとに過去問を引用した問題集になっているからです。つまり1教科を集中して勉強ができる本になっております。
上記でご紹介している最速でインプット・アウトプットのPDCAを回すために、教科書の1教科を最速で読み終えたら過去問を解く方法で使用する教材が「みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)」です。
この教材を使用することで、一教科を集中的に勉強することができるため、効率よく勉強し、最終的には点数アップにもつながります。

 

不動産は満点を取る必要が全くありませんので、最速で合格点+5点を狙うためにはもってこいの教材です。

 

これからFP2級に挑戦する方は是非セットで購入する事がFP2級への合格の第一歩です。

 

まとめ

 

FP2級を1カ月で合格する方法まとめ

☑FPの教科は6科目あるが、最初に勉強する科目は「タックスプランニング」から!すべての項目には税金が大きくかかわってくるため。

☑不動産営業マンであれば、不動産と相続は勉強しなくてOK。過去問を解きながらわからないところだけテキストで確認しよう。

☑教科書を読みこみすぎてしまうと、過去問をとくアウトプットのまでに時間がかかってしまう。知識を効率よく行うためにはインプットとアウトプットを高速で行うことが大切。

いかがでしょうか。私はたった1カ月の勉強時間しかありませんでしたが、この方法でFP2級を楽々合格することができました。

忙しい不動産営業マンは日々の残業で勉強する時間がないかと思います。

よって隙間時間に教科書を読んで、家に帰ってから30分~1時間程度過去問を解いていけば十分に受かる試験だと思います。特に宅建を持っている人ならなお余裕です。

ぜひ上記でご紹介した方法を参考にしてFP2級に挑戦してみてはいかがでしょうか?

住宅営業マン秋
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