ツーバイフォーは地震に強い家?過去の地震被害からわかる驚くべき耐震性とは



最近の大きな地震といえば記憶に新しい熊本地震・東日本大震災でしょうか。こんにちは秋です。

住宅購入で多くのお客様が地震による耐震性の問題を気にすると思います。住宅購入で考える地震対策としては2つの項目を加味しながら決めなければなりません。

・土地の地盤が強固な地盤か?(活断層の有無)

建物自体が地震の揺れに耐えられる構造か?

この2つの項目を満たすことで、地震に耐えられる住宅の条件です。建物がしっかりしていても、活断層により土地が地割れをしたら建物は耐えられないし、土地が高台で地盤が強固でも建物がプレハブみたいな構造では屋根の重み等で倒壊してしまいます。

今回は建物の構造という点について着目していきます。

そこでご紹介したいのがツーバイフォー【枠組壁工法】です。

ツーバイフォーの1番のメリットとしては圧倒的な耐震性になります。どれくらい耐震性があるというと、在来工法の約1.25倍の耐震性を誇るといわれております。

この1.25倍というのがポイントで、国が定めている耐震等級2相当に相当し、耐震等級2は、耐震性に関して学校や病院と同じ設計してるのと同じなのです!!

災害時に避難所によく指定されている学校と同じ設計・・・



すげーな



前置きは長くなりましたが、今回はツーバイフォーの驚くべき耐震性を過去の地震被害のデータをもとにご紹介させていただきます。

スポンサーリンク

過去の地震データから見たツーバイフォーの耐震性


ツーバイフォーの耐震性は大地震が起きた時に、どれだけ耐えられたかを確認させていただきます。

まずは阪神淡路大震災(平成7年6月1日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。

阪神淡路大震災(平成7年6月1日)

注)半壊の2棟は、いずれも地盤の移動や液状化により、 ある程度建物が傾斜したため「半壊」と判断されたもの。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

今から20年以上前の阪神淡路大震災の統計ですが、約9,000もある中で全壊した住宅は0件という驚異の数字を誇っております。地盤の影響により住宅が半壊・一部損傷したケースが約280件ありますが、全体の数字を見てもわずか3%弱の結果です。

阪神淡路大震災を受けて、2000年には現在の耐震基準になる新耐震法が定められました。当時の在来工法は筋交いなどの耐震対策をしていない建物ばかりだったので、犠牲者のうちの5000人は倒壊した建物による圧死より死亡したそうです。

少なくとも当時の在来工法は、地震により5,000棟は倒壊しているでしょう。

次は東日本大震災(平成23年3月11日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。


東日本大震災(平成23年3月11日)

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

東日本大震災は私の住んでいる地域も震度5以上あり、地震が起きた時にはクラシックギターの練習をしておりました。

部屋のエレキギターが倒れた時・・・

はぁやべー!!

慌てて慌ててテレビを付けた記憶が今でも鮮明の覚えております。

上記の統計を見ると、津波被害で650世帯も被害があっていることがわかりますが、地震による全壊と半壊を合わせてはわずか76件です。

全体が約20,700件を調査結果にしているため、僅か0.4%の損害で済みました。しかもそのうち9割以上は地盤による影響です。

ツーバイフォーの構造による倒壊はほぼ0%と良いでしょうね。

最後に昨年起きた熊本地震(平成27年4月14日)*引用を解りやすくする為、統計結果を画像にしております。


熊本地震(平成27年4月14日)

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

熊本大震災の特徴として震度6.5以上の地震が起きた直後に、更に大きい地震7の地震が起きたという点です。この特徴は気象庁でも初めての例だとか・・・

1度目の地震は多くの建物が耐えられたそうです。しかし2度目の地震は耐えきれず全壊した建物が約1200棟以上あります。にも拘わらずツーバイフォーの統計を見てみると!!

倒壊件数0件!!

驚くことに半壊件数も0件なんです。一部損壊をみても全体のわずか3%ほどしかありません。

3つの事例を合わせて全壊した建物がわずか7件しかないことからツーバイフォーの耐震性は本当にすごいことがわかります。


ツーバイフォーが地震に強い家と呼ばれる理由は耐震性だけではない!

スポンサーリンク

ツーバイフォーが地震による被害が少ないのは耐震性だけがすぐれている訳ではありません。

地震被害で一番死者の多い災害ってなんだかご存知ですか?

それは2次災害と呼ばれる。

建物倒壊等による火災です。

例えばあなたが地震直前まで火を使っていたとします。

地震が起きる直前まで、時に地震が起きてしまい他のものに火が燃え移ってしまった・・

火が燃え移り火事が起きてしまいますが、ツーバイフォーは気密性の高さ・ファイヤーストップ材などにより、防火性に非常に優れている構造になります。

ファイヤーストップ材を火が燃え移る際の通り道である壁や床の内側に設けることで、外からの空気の流れを遮断し、火が燃え上がるのを防ぐ事ができます。

火は空気中の酸素で燃え上がりますので、空気中の酸素が無くなれば燃え上がることはありません。

ツーバイフォー構造は耐震性と耐火性も兼ね備えることで、地震災害で起きる1次災害・2次災害を最小限に食い止める事を可能にしてきたのです。

上記の結果がそれを証明しております。


まとめ

3つの大災害の結果をまとめてみて思うことは、ツーバイフォーは地震大国である日本は非常にマッチングした構造だと秋は思います。

しかしツーバイフォーは都内の土地が狭い狭小住宅に向かない・リフォームに制限があることからなかなか日本に浸透しない工法であるのも事実・・

ツーバイフォーが浸透するためには、在来工法のように建築技術を進化させることが一番の急務であることを秋は感じます。

秋も将来は住宅を購入する時にツーバイフォーの建築技術が上がっていれば、ツーバイフォー構造の住宅を購入したいと思います。現在だったらまだ在来工法かな・・

ツーバイフォーのデメリットと欠点についてはこちらの記事でご紹介いたします。

枠組壁工法【ツーバイフォー】とは何?住宅営業マンが教える5つの欠点とは
出典:住宅購入や家を建てる方が必ず気にするのが家の構造ではないでしょうか?もく木造住宅を考えている方で一度は聞いたこ...

この記事が役に立ったと感じた方は、コメントなどを頂けると非常に喜びます。あなたの住宅購入への参考になれば非常に嬉しいです。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク